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幻の“みかんごはん”を求めて

取材のために作ってくれた「みかんごはん」。秘訣は必ず果汁100%のオレンジジュースを使うこと。
みかんごはんはオレンジジュースの量を増やすとより鮮やかなオレンジ色になる。
おこげはかなり柑橘の味が残るので、こちらは好き嫌いが分かれるかもしれない。

みかん大学芋

「みかん大学芋」。

清家幸子さん

「みかんごはん」と「みかん大学芋」を作ってくれた清家幸子さん。手に持っているのは手作りの「みかんかりんとう」。こちらは宇和島市内の物産センターなどで購入可能。1袋250円(税込み)。

みかんの里だけに新鮮、美味、そして値段も安い!

みかんの里だけに新鮮、美味、そして値段も安い!

清家さんのみかん畑

1カゴ18〜20kgの重量があり、機械化されてきたとはいえ斜面の作業は重労働。何気なく食べていたみかんに改めて感謝。清家さんのみかん畑(地上から約180m)から望む宇和島市。「日当たりがよいことと、潮風が当たるということは美味しいみかん作りには欠かせません。今シーズンは雨が少なかったので、甘いみかんができましたよ」(清家さん)

 その日は宇和島で宿をとる。翌日、約束の時間にはまだ少しばかり早かったので、しばし宇和島周辺をドライブ。急斜面のみかん畑に太陽の日があたって、オレンジ色がキラキラ輝いている。クルマを停め、その景色を眺めていると収穫中の農家の方に声をかけられた。取材で訪れている旨を話すと、山頂まで登ってみませんかとのお誘いを受けた。

 直角でないかと思われるほど急な斜面を150mほど登っていくと、みかん農園を営む清家さんと収穫を手伝っている地元の人たちから歓迎を受けた。下から見上げた際に感じるよりも斜面は急に感じられる。馴れた作業とはいえ、重労働だ。


感動のみかんごはんとの対面

 もぎたてのみかんをいただいているうちに、みかんごはんとの対面の時間が来た。清家さんたちと別れ、市役所の清家さんの案内で作っていただいた清家幸子さんのご自宅へ向かう。清家さんが非常に多いのだが、いずれも血縁関係は無いそうで、もともと清家姓が多い土地なのだそうだ。すでにみかんごはんはできていた。

 炊飯器のふたを開けると湯気が立ち込める。この甘酸っぱい香りは、間違いなくみかんだ。色も薄いオレンジの色をしている。恐る恐る口に運ぶと…、ん? お、おいしい。野菜と鶏肉の炊き込み風ごはんなのだが、それらの旨みとみかんの酸味がちょうどいい具合になっている。同じくみかんで炊いた大学芋とともに完食。その味は、撮影終了後にカメラマンさんがお替りしたことからも保証済みだ。パーティやキャンプなどで作ってみてはいかがだろう。

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