天橋立は、京都北部の宮津湾にあり、幅約20m〜170m、長さ3.6kmに渡り続く砂州。約6,700本の松が生い茂る。
京都府北部をレヴォーグで走る。山に囲まれた地域で、深い霧に包まれることが多いが、それもまたこの地の美しさを醸す。
『ワインとお宿 千歳』の外観。創業は今から約340年前の1680年にまで遡る。
客室はベッドの置かれた洋室。モダンな設えだが、随所に長い歴史を感じさせる建材が残る。
客室からの眺望。目の前は天橋立、左には天橋立と陸地を結ぶ廻旋橋が見える。
高野槇の桶風呂と桧の露天風呂には、美人の湯として名高い天橋立温泉が満ちる。
料理は洋食のフルコースだが、料亭出身のシェフが吟味したお造りも登場する。
この日の魚料理は、スズキのフュメ・ド・ポワソン。
肉料理はA5ランクの亀岡牛。ワインとの相性を考えた滋味深い味付けが印象的。
肉締めには伊根町筒川産の手打ち蕎麦。香り高い二八蕎麦が、心地よい余韻を残す。
料理長の山本哲生氏。地元食材への深い知識が、ワインと寄り沿いつつ印象に残る料理を生む。
オーナーの山崎氏。ワイン好きが高じ、ワイン輸入会社も立ち上げて海外から上質なワインを輸入している
2022年7月〜10月のイベント「光のアトリエ」のひとつとして、海中に沈めたライトが灯る光のアートも行われていた。