成相寺への道は、急な坂道が続く。レヴォーグの力強いトルクが頼もしい。
成相寺の本堂。堂内に安置される御本尊・木造聖観世音菩薩像は33年に一度開扉される秘仏。
撞かずの鐘。鐘を撞くと鋳造の際に不慮に亡くなってしまった赤ん坊の鳴き声が聞こえるため撞くことがなくなった、という悲しい伝説がある。
本堂に掲げられた「眞向の龍」は、名工・左甚五郎の作。
副ご住職の石坪龍眞さん。ユーモアを交えながら、難しい話をわかりやすく伝えてくれた。
静かな室内で阿字観がはじまる。「阿」の言葉を唱えながら瞑想する方法は、阿字観の基礎である「阿息観」の方法。
手は印を結び、目は半眼。ゆっくりと心を整えてから瞑想に入っていく。
前に置かれたお軸の文字は、梵字で大日如来を表す「阿」。
阿字観体験後はお茶菓子でひと休み。リラックスした心に甘さが染みる。
展望台への道をレヴォーグで走る。眼下に天橋立が見える絶景。