ぐるり月山 人情宿の旅

月山を遠望しながらの緑溢れるツーリング。本誌では宿泊した朝日屋さん、田麦荘さんの様子をメインにご紹介しました。Web版では、実は結構苦労した道中の様子をレポートしましょう。

Touring with SUBARU

ぐるり月山、
まさかの行き止まりツーリング

本誌では、触れてませんでしたが、
月山をぐるり一周しようという企画は、
なかなか思うように進むことができませんでした…。

東北自動車道・山形自動車道・寒河江IC~  所要時間:1泊2日

東北自動車道 村田JCT→山形自動車道→寒河江IC→R112→R458→通行止め→R112→R347→県道36→県道30→R458→
肘折希望大橋→肘折温泉→R47→県道47→県道44→朝日村・荒沢ダム→朝日屋→以東岳登山口→朝日屋・タキタロウ館→
R112→田麦俣→R112→湯殿山→田麦荘

時間(単位:分)

 

 

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カートピア7月号のツーリングで訪れた山形県の国道458号線。途中から閉鎖されており、引き返すことになったレガシィアウトバック プラチナムグレーメタリック
当初のプランでは、国道458号線に入り、左手に月山を望みながら十部一峠を越えて肘折温泉を目指すつもりでした。難所と言われるルートでもアウトバックなら安心!と思ったのですが…、 10㎞ほど行ったところで閉鎖されていました。残念! 写真は国道112号線から456号線に入る交差点にあった案内石。
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カートピア7月号で訪れた山形県鶴岡市にある旅館朝日屋さんの夕食と、その周辺の道路。制限速度標識の下には『自主規制』の文字が。
朝日屋さんからアウトバックで10分ほど走ったところにあった鉱山の選鉱場跡。ここでは、銅や亜鉛,鉛などを取り出して栄えていましたが、昭和54年に閉山されたそうです。ここからさらに山裾を進んでいくと、20㎞の速度制限標識がありましたが、『自主規制』との補助表示が! 周辺には猿がたくさん散歩していました。
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カートピア7月号で訪れた山形県朝日村にある神社の珍しい形をしたしめ縄飾り
月山周辺を走っていると、写真のような珍しいしめ縄をあちこちで目にしました。
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レガシィアウトバック プラチナムグレーメタリック。通行止めだった湯殿山から田麦俣集落とを結ぶ旧道。カートピア7月号ツーリングで訪れた湯殿山の湯殿山神社
出羽三山”総奥の院”と呼ばれ、自然崇拝を今に伝える湯殿山。国道112号から有料道路を経てさらに奥に進むと、山間に湯殿山神社の巨大な朱塗りの鳥居が見えてきました。参拝するには駐車場からさらにバスで参拝口まで登ります。湯殿山への有料道路を横切る六十里越街道。
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カートピア7月号で訪れた田麦荘に併設されている、蕎麦のお店”ななかまど亭”。遠方には月山の雄大な眺
田麦荘のすぐ近くの国道沿いに”柳清水”という湧水が出ていました。田麦荘のおばあちゃん、渋谷みゑ子さんに薦められて口にしてみると、清冽で甘露な味わいの名水でした。田麦荘から望む、雄大な月山の眺め。

 

 

 

 

 

30分

 

10分

 

宿泊

 

10分

 

30分

 

10分

 

30分

 

2時間
30分

 

宿泊

 

5分

 

 

 

滞在ポイント

 

滞在ポイント

 

滞在ポイント

 

滞在ポイント

 

滞在ポイント

 

滞在ポイント

 

滞在ポイント

 

滞在ポイント

 

滞在ポイント

 

滞在ポイント

 

 

DrivePoint・行動

 

肘折温泉
散策

クルマ1分

肘折希望大橋

クルマ2時間

朝日屋

クルマ30分

大鳥池・
以東岳登山口

クルマ30分

タキタロウ館

クルマ10分

選鉱場跡

クルマ1時間30分

田麦俣集落

クルマ1時間

湯殿山

クルマ1時間

田麦荘

クルマ1分

柳清水

 

 

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カートピア7月号で訪れた山形県肘折温泉に至る肘折希望大橋
結局国道をぐるーりと迂回して肘折温泉に到着。こちら側の458号線は、入口からすでに通行止めになっていました。アウトバックの真価を発揮できず残念! 肘折希望大橋の橋名板には、肘折地区の小中学生11人が一文字ずつ書いたひらがな文字が刻まれていました。
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カートピア7月号の取材で訪れた山形県、タキタロウという巨大魚が棲むという大鳥池への登山口。レガシィアウトバック プラチナムグレーメタリックが入れるのもここまで。
朝日屋さんから、川沿いを30分ほど進むと、以東岳の登山道入り口にたどり着きました。伝説の巨大魚、タキタロウが棲んでいるという大鳥池に行くためには、ここからさらに3時間ほどの登山が必要です。
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カートピア7月号で訪れたタキタロウ館。館内には捕獲されたタキタロウと思しき魚の記録やレプリカが展示されています。
宿泊した朝日屋さんのすぐ近くにあるタキタロウ館では、本誌に掲載したタキタロウのメスのはく製が展示されています。他にも、捕獲されたタキタロウの詳細な記録もあり、伝説の巨大魚の片鱗に触れることができました。道中にはこのような看板も。タキタロウはこの地のシンボルとして大切にされていることが伝わってきます。
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カートピア7月号で訪れた山形県田麦俣集落のかやぶき屋根の古民家群。
田麦俣集落の多層民家集落。立派な茅葺屋根の古民家と奥には水車小屋もありました。集落の中にあった『六十里越街道』の説明ボードにも、かやぶき屋根が乗っかっていました。ここから湯殿山へ抜ける国道112号線の旧道も、またまた通行止め。今回はたびたびこのようなシーンに出くわしました。
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カートピア7月号で訪れた田麦荘のイワナ焼き、手打ちの蕎麦、骨酒、田麦荘の朝食
二日目の宿泊先は『田麦荘』囲炉裏の火でイワナを焼き、大杯に日本酒を注いで骨酒にしていただきました。隣接する味処ななかまど亭では、手打ちの蕎麦を味わうことができます。1Fの食堂には、朝からそばを打つ音が響いていました。写真は旬の山菜たっぷりの田麦荘の朝食です。

今回のご紹介URL

今月のクルマ

LEGACY OUTBACK プラチナムグレー・メタリック
プラチナムグレー・メタリック

LEGACY OUTBACK プラチナムグレー・メタリック

取材に訪れたのは、6月の初旬。寒河江ICから月山への沿道には、紅く色づいたサクランボがたわわに実っていました。沿道の出店でとれたばかりのサクランボを購入し、つまみながらのツーリングでした。宿泊したのは、いずれも人情味の溢れる”朝日屋”さんと”田麦荘”さん。それぞれに個性あふれる宿で、朝日屋では食後、御主人の佐藤征勝さんにタキタロウの目撃談を効かせていただき、田麦荘では、囲炉裏端での取材の後、千葉から山歩きに来たというお客さんたちと共に、岩魚の骨酒を大杯で酌み交わしました。

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