何よりも落ち着いた操作を。
後退速度リミッターもご活用ください。
発進時にペダルやギヤの操作を間違え後ろの壁に衝突!
そんなまさかの急発進を抑制するAT誤後進抑制制御。
でも、一番の誤後進抑制はしっかりとセレクトレバーやペダル位置を確認するなど落ち着いた操作です。
セレクトレバーがの状態でアクセルの急な踏み込みを検知し、誤後進とシステムが判断した場合、警報音と警告表示で注意を喚起。エンジン出力を抑え、後退の飛び出しを抑制します。
また、マルチインフォメーションディスプレイに割り込み画面を表示します。
後退時、必要以上に加速しないよう車速を制限します。制限速度は運転者が設定できます。
セレクトレバーをにするとマルチインフォメーションディスプレイに制限速度の設定値を表示します。
低速 | 約10km/h |
---|---|
中速 | 約15km/h |
高速 | 約20km/h |
制限速度を超過しそうになると、後退速度リミッターが作動します。
作動中はセレクトレバーをにしたときよりも早い間隔でブザー(ポーンポーン…)が鳴ります。また、マルチインフォメーションディスプレイに割り込み画面を表示します。
AT誤後進抑制制御を過信しないでください。
AT誤後進抑制制御は衝突を回避するものではありません。
後進時はセレクトレバーやペダルの位置および周囲の安全を十分に確認して操作してください。
AT誤後進抑制制御はステレオカメラの物体認識を使用した制御ではありません。また、後方障害物の有無は制御に関係はしません。
AT誤後進抑制制御は停止状態を保つものではありません。 アクセルを深く踏み続けて約3秒以上たったときに徐々に制御が解除されます。
万一、退避を要するような危険な状況で後進によって退避を行う必要がある場合などでも作動します。慌てずにアクセルペダルを踏み続けるか、アクセルを離してからAT誤後進抑制制御をOFFにしてください。
安全のため、お客様ご自身でAT誤後進抑制制御の作動テストを行わないでください。
アイサイトカメラの下部に付いているプリクラッシュブレーキOFFスイッチを約2秒間押し続けるとAT誤後進抑制制御がOFFになります。OFFにするとメーター内のプリクラッシュブレーキOFF表示灯が点灯します。この時プリクラッシュブレーキとAT誤発進抑制制御もOFFになります。再度スイッチを長押しするとONになりOFF表示灯が消灯します。
※車種によってスイッチ、表示灯の表示、位置が異なります。詳しくは取扱説明書をご確認ください。