MESSAGE<SUBARU大阪オートメッセ2020>

SUBARUの走りの未来-それがSTI Sport LEVORG PROTOTYPE STI Sport<SUBARU大阪オートメッセ2020>SUBARU x STI ロゴ<SUBARU大阪オートメッセ2020> さあ、語ろう。そして共に作り上げていこう。この新しいレヴォーグの歴史を。五島 賢 1969年群馬県太田市生まれ。1994年富士重工業入社。祖父は前身である中島飛行機、父も富士重工業と、三代揃ってSUBARU。まさにSUBARUのクルマを作るために生まれてきたかのようなDNAを持つ。入社当初は内装設計部に所属。その後インプレッサ・レヴォーグの開発プロジェクトメンバーに。2016年からはレヴォーグ、WRXのPGM(プロジェクトゼネラルマネージャー)として、SUBARU主力車種開発の陣頭指揮をとる。 辰己 英治 1970年富士重工業入社。車両研究実験部に所属。初代レガシィでは、テストドライバーチーフを勤めるなど、数多くのSUBARU車の操縦安定性の研究、実験に携わる。2006年にSTIへ。コンプリートカーやスポーツパーツの開発を統括。2008年よりニュルブルクリンク24時間レースの監督を務める。現在はハンドリングエキスパートという役を担い、走りの評価という部分も担当している。STIとしてSUBARU車のさらなる改良と進化に尽力している。<SUBARU大阪オートメッセ2020> レガシィからレヴォーグへ あの革新から6年、新たな幕が上がる<SUBARU大阪オートメッセ2020>

新型レヴォーグが目指したところ

五島
新型レヴォーグの開発で掲げたのは、「継承」と「超革新」のふたつ。SUBARUが歴代モデルで掲げ、育んできた「より遠くまで、より早く、より快適に、より安全に」という「グランドツーリング思想」をしっかりと継承すること。走りの性能の向上は、もちろんですが、視界の良さなどの0次安全などコアとなる部分も作り込みました。「超革新」とは、「革新スポーツツアラー」を開発コンセプトに掲げて2014年に登場した現行レヴォーグの存在を超える、という意味です。そのハードルを、いかに乗り越えるか。もちろん、守るべきところは守りながら、伸ばすところは、今まで以上に。1ランクではなく、2ランク以上は上げる心意気で挑みました。デザインでも、SUBARUらしさに加え、レヴォーグらしさを追求して、新しいデザインコンセプト「BOLDER」を採用。スポーティかつ存在感のあるワイド&ローのスタイルとしました。

継承からの新しさ

五島
レヴォーグは、国内でSUBARUのフラッグシップモデルとして認識され、お客様に支持されています。その価値は、守り抜かなくてはなりません。
 新型で大きく伸ばした価値は、3つ。まず『安全』。CASEの時代に求められる先進安全機能を進化させることです。SUBARU独自の先進安全システム「アイサイト」も大きく進化します。次に『スポーティ』。これはとても大切な価値です。デザインや性能など様々な面で磨き上げました。最後は『ワゴン』。現行型はツアラーと呼んでいますが、新型は、改めてワゴンとしての魅力を追求したい。荷物もしっかり積めて、走りも愉しめることを重視しました。
 現在、SUVに人気が集中していますが、もう一度ワゴンの魅力を訴求したい。低重心が生むワゴンの走りの良さは、SUVには決して真似の出来ないもので、大きな価値です。もちろん、日本のSUBARUを代表するクルマとして、現行型同様に、日本の道路環境にマッチしたサイズは、しっかりと維持しています。

グレードの枠を超えた存在

五島
STI Sportは現行型では、販売の半数を占めるなど、SUBARUの販売戦略上でも重要な意味を持つモデルです。
私の中でも、STI Sportという存在は大きなもので、単なるひとつのグレードという枠を超えたものとして捉えています。レヴォーグが掲げるパフォーマンスという重要なイメージを大きく担う存在。レヴォーグには、無くてはならない、非常に大切な価値です。
 新型レヴォーグ、そしてこのSTI Sportの価値に共感してくれるたくさんのお客様を大切にしていきたい。そして、さらに多くのお客様に運転の愉しさを追求するSUBARUの未来に共感して頂きたいと思っています。
SUBARUの走りは遂にこのレベルまで達した SGP+フルインナーフレーム構造が良い方向に作用しています 新型エンジンでさらなる愉しさを実現<SUBARU大阪オートメッセ2020>

座った瞬間に違いがわかる

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五島
先日、辰己さんにプロトタイプの新型レヴォーグに乗ってもらいました。
辰己
まず、今までのSUBARU車とは質が違う、というのが第一印象でした。特にドライバーとの一体感は、別次元になりました。新型はクルマに収まったという感覚になれる。その秘密を探ると、シートの形状やインパネのデザインなど、きちんとドライバーを意識したものとなっているからだと感じました。
五島
今回、シートも特に力を入れたポイントで、科学的な分析を含め、徹底的なチューニングを行いました。その結果、包み込むような一体感のある良いシートが完成しました。またインパネの配置もメーターやモニター類がドライバーの視線に合うように角度を合わせて、レイアウトしました。
辰己
五島さんをはじめ、SUBARUの開発者たちが、クルマはどうあるべきかを掴んでいる気がしますね。私がSUBARUで開発をしていた頃は、そこが上手く掴みきれていなかった。だけど新型は、心が通い合うものになった。その部分が、座っただけで感じられたのは凄いことだと思います。
 もちろん、その印象は、走っても変わりませんでした。まさに一体感がある。ついに欧州車に並んだ。昔からSUBARUは「走れば分かる」と言われてきました。でも新型は「座っただけでも分かる」になった。こんな経験は、SUBARU車では初めてです。五島さんの掲げた「超革新」という言葉。まさに、その感覚がカタチになっていると感じました。

SGPの進化

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辰己
SGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)採用により、インプレッサやフォレスターなどのSUBARU車は、大きく進化しました。新型レヴォーグは、そこからさらに進化しています。
 私は仕事柄、どのクルマに乗っても欠点ばかり探してしまうけど、新型レヴォーグは、欠点を見つけられませんでした。もちろん、これから走り込んでいけば、違う部分も見えてくるかもしれない。ただ色々なことを考え抜いて作り込まれたことがよく分かります。
 特にボディ。車体設計者がクルマに何が必要か、その要素をしっかりと掴むことができたのだと思います。確かにサスペンションも良いんですよ。だけど、サスペンションの力だけでは、ここまではたどり着けない。SGP+フルインナーフレーム構造が良い方向に作用しています。そうじゃないと説明ができないくらい変わりましたね。
五島
インプレッサなど、今のSGP車も高いレベルにありますが、新型レヴォーグは新世代SUBARUの象徴として、さらに進化させたかったんです。そのために、工場の改修をはじめ、今までやれていない領域にまで踏み込んで、良いクルマ作りをすることを決断して取り組んでいます。

1.8L新型エンジン

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五島
新型レヴォーグには、第4世代となる新開発1.8L水平対向4気筒ターボエンジンを採用しています。これは現行型の1.6Lエンジンの後継に当たるもので、将来を見据えると、まず燃費は確実に良くしなくてはならない。一方で SUBARUの提供価値である「安心と愉しさ」の愉しさの部分もしっかりと伸ばしていかなければなりません。その中で、ベストなバランスを探った結果、排気量を0.2Lアップする結論に達しました。レヴォーグのエンジンとしては燃費が良いだけでは、意味がありません。排気量に囚われず、ベストなバランスを狙いました。いわゆるライトサイジングという考え方です。
 燃費と走りの愉しさを両立させる技術として、新たにリーン燃焼技術を取り入れました。従来に対して(同一空気量に対する)燃料噴射量を抑えることが可能となるため、排気量を増やしても、燃費を向上させることができました。もちろん、全域でのトルク感を高めることで、いつでも必要な時にしっかりと加速することができ、ターボ車の爽快な加速感も得られる。ターボらしい走りはレヴォーグの魅力のひとつですからね。
 燃費面でいえばリニアトロニック(CVT)にも手を加え、よりワイドレシオ化することで燃費向上にも貢献しています。
辰己
ドライバビリティという面では非常に高いレベルまで来ていると思います。ただもう一段レベルを上げようとすると、まだ完成されたといえない部分も見えてくると思います。そこが発売までの私たち開発者の課題ですね。でも、そこを乗り越えていかなければならないと思っています。
誰もが自分の意志で、運転をどこまでも愉しめる未来<SUBARU大阪オートメッセ2020>

全てを叶える1台を

五島
気分や用途に合わせて、クルマを選ぶことができたら幸せですが、現実的に複数台を所有することは難しいでしょう。そこで新型レヴォーグは、〝一台でクルマに求められる全ての価値を実現する〞ことを目指しました。クルマの基本性能を磨き上げることで、走り、安全、快適など全ての性能を高いレベルで兼ね備えたのが新型レヴォーグです。
 またその中でも、質感をさらに高めつつ、SUBARUの持ち得る全ての走りを実現することで、圧倒的な愉しさを感じることが出来るのがSTI Sportということになります。
 その秘密兵器が、一台で様々な走りの愉しさを自在に味わえる新機能「ドライブモードセレクト」です。この機能は、スイッチひとつで走りから乗り心地までを一変することができます。従来の「SIドライブ」のパワーユニット制御だけでなく、ステアリングやダンパー、そしてAWDシステムの制御を可変できるようにしています。モードを変えることで、劇的にクルマのキャラクターを変化させることができます。
 スポーティな走りが好きな方だけではなく、高級車のような上質な走りを求める方にも満足してもらいたい。
 一見、相反するものですが、プラットフォームが新しくSGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)+フルインナーフレーム構造になった今なら、その両極端を実現できると確信していました。
 その秘策が、SUBARU初の電子制御ダンパーシステムです。これはダンパー内部のバルブを、電動でコントロールすることで、オイルの流量を変え、ダンパーの硬さを調整するものです。例えば、家族と出かける際は、乗り心地を重視した乗り味にスイッチひとつで設定が可能です。もちろん、一人で走りを愉しみたいときは圧倒的なクルマとの一体感を感じられる。一台で色々な使い分けができるクルマを実現しました。
辰己
私もSUBARU時代に、似たようなことに挑んだが、どうしても、全モードをバランス良く制御することができなかった。だけど、新型はそれぞれのモードがしっかりとバランス良く成立している。これだけの新たな技術を投入し、制御を行うと、どこかに破綻がでてくると思うのですが……。今回の試乗では、見つけることができませんでした。もの凄く仕上がりが良いなと感じています。逆をいえば、SUBARUの開発チームも、我々STIのスタッフも、さらに良いクルマに仕上げるためのポイントを探すのが大変かもしれません(笑)。それぐらい高い水準まで、現段階でも仕上がっているという印象です。

STIとの共同開発

五島
これまでのSTI Sportは、完成車をSTIに預けて、独自に開発しましたが、今回は、新型車開発初期の段階から、STIの技術者がSUBARUの開発チームに合流して行っています。そこで力を発揮したのが、SUBARUとSTIの20代、30代の若い技術者たちです。私たちの世代に代わって、これからは若い人たちにも、自分たちのSUBARUを作っていってほしい。彼らもそれに応えてくれて、自分たちのSUBARUを作るためワーキングがスタートしました。
 それはSTI Sportにも反映されていて、彼らはドライブモードセレクトのひとつを、高級車並の乗り味を実現するだけのものではなく、乗る人すべてをおもてなしするような仕様にすると言いました。残念ながら、今はまだその内容について詳しく話をできないのですが、彼らは、若手ならではの柔軟な発想で、高度な技術の開発と検証に地道に取り組んでいます。
 SUBARUとSTIが力を合わせ、若い力が存分に発揮されているのも新型レヴォーグ、そしてSTI Sportの新たな魅力に結びついています。

モータースポーツでの可能性

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辰己
この新型であればモータースポーツも面白いかもしれない。ニュルブルクリンク24時間レースで戦う一人として、純粋に興味があります。最も興味があるのはボディ。このボディなら、かなりの戦闘力アップが期待できる。また電子制御ダンパーシステムも、上手くすれば使えるかもしれない。
 この新型レヴォーグでノウハウが構築でき、こちらにフィードバックされると嬉しいですね。ニュルブルクリンク24時間レースには、1.8L車のクラスもあるので、新型レヴォーグで参戦することも不可能ではない。こればかりは、どうなるか分からないですが。

発売までもうしばらく

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五島
開発チームは「お客様の心の導火線に火をつけよう」を合言葉に、全員一丸となりここまで来ました。
 当たり前のことですが、クルマはお客様にとって決して安い買い物ではありませんし、人生を共に歩む大切な存在です。それに値する新型レヴォーグとするために、これから発売まで、さらに完成度を高めていきます。今しばらくお待ちください。
辰己
これから発売までの時間の磨き上げ次第で、新型レヴォーグは欧州車を超える走りが実現できると思います。もちろん走りだけでなく、クルマの持っている全ての能力が研ぎ澄まされるでしょう。きっと所有する喜びのあるクルマとして登場します。その価値をぜひ多くの人に、味わってほしいですね。
OSAKA AUTO MESSE 2020 LOGO_FOOTER<SUBARU大阪オートメッセ2020>

主催:オートメッセアソシエイション / 運営:オートメッセ事務局

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