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WRX ヘリテイジ

WRX 2016ニュルブルクリンク24時間レース

PHOTO:2016ニュルブルクリンク24時間レース

HERITAGE OF WRX

その名に刻まれた歴史。

WRX。モータースポーツを愛し、SUBARUを愛する世界中の人々にとって、それは突出したスポーツ・パフォーマンスを意味する記号となっている。
初代WRXは、1993年8月にフィンランドで開催された世界ラリー選手権(WRC)1000湖ラリーでデビュー。グラベルロード(未舗装路)を200km/h以上で駆け抜けるこの屈指の高速ラリーを堂々の2位でフィニッシュし、一躍その名を世界に知らしめた。その名の由来は、World Rally X。そこには、走りで世界に挑むために開発したクルマであるという、SUBARUの強い意志が込められていた。
WRCは、世界各地の一般道を封鎖して開催され、車両はあくまでも市販車ベースとする競技。地上のあらゆる路面を走るといっても過言ではないそのステージは、AWDテクノロジーと市販車のポテンシャルが問われるいわばリアルなテストコースであり、SUBARUが挑む理由もそこにあった。
SUBARUは2008年シーズンまでWRCに参戦し、WRXは3度のマニュファクチャラーズチャンピオン(1995、1996、1997年)を獲得。さらに3人のドライバーズチャンピオンを生み出すとともに、日本車最多勝利という栄光の軌跡を駆け抜けた。

WRX 2016ニュルブルクリンク24時間レース

PHOTO:2016ニュルブルクリンク24時間レース

その後、モータースポーツで進化するというDNAは、ドイツ ニュルブルクリンク(NBR)で行われるレース参戦へと受け継がれる。NBRはコースの過酷さで知られ、全長20kmを超える春先の山岳コースでは、ドライ、ウェット、スノーと周回ごとに予測不能な状況に陥ることも少なくない。それゆえテストコースとしても開放されるNBRは、世界のスポーツカーがこぞってテストを重ねる聖地でもあり、WRXの開発テストも1990年代から今日までずっと継続されている。特にニュルブルクリンク24時間レースは、24時間を戦い抜くための信頼性・耐久性とともに、ドライバーに疲労や不安を感じさせない高いコントロール性能が求められるタフなレースだ。2011年以降、WRXはニュルブルクリンク24時間レースですでに4度のクラス優勝(2011、2012、2015、2016年)を果たすまでに進化。世界の名だたるスーパースポーツを相手に存在感を示している。
あらゆる路面を意のままに、速く、安定して走ること。そのためにパワーとコントロールの究極バランスに挑み続けること。「走りを極めれば安全になる」 ― レースカーでも市販車でも変わらないこのSUBARUのフィロソフィーのもと、WRXはレースという極限の舞台で戦い、たゆむことなく進化を続ける。
そこで得られた知見とテクノロジー、そしてWRXという名に刻まれた情熱と誇りは、あなたがステアリングを握るWRX S4にも濃密に息づいている。