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About 24 Hours Nurburgring

ドイツ北西で毎年開催される世界で最も大きく、世界で最も過酷な
「ツーリングカーのお祭り」それがニュルブルクリンク24時間耐久レース。
世界中のあらゆる道が存在する、と言われる一周25.378kmのコースは、
幅が狭く、荒れた路面やブラインドコーナーが連続する山岳コースで、
ジャンピングスポットもあります。
このレースを観るため毎年世界中からファンが押し寄せ、
アマチュアからワークスサポートのプロフェッショナルチームまで、
出場レースカーは200台以上にのぼります。

ニュルブルクリンク24時間耐久レースとは。

ニュルブルクリンク24時間耐久レース
NBRでのディーラーメカニック

スバルはNBRにディーラーメカニックを派遣。

スバルでは毎年、厳しい選考を経てこのレースにディーラーメカニックを派遣。
ミスの許されない厳しいプレッシャーの中、メカニックとしての技術を高め、
最先端のカーテクノロジーに触れ、そして何より多くのスタッフが連携するレースで大切な、
チームワークやコミュニケーションのあり方を学んでいます。
この経験を各販売店に持ち帰り、整備・点検をはじめスバルのサービス全体の向上に役立てています。

NBRでのディーラーメカニック

After Nurburgring 世界最高峰の舞台を経験し、ディーラーメカニックたちは何を感じて、いま日常の業務に携わっているのか、2人のメカニックを訪ねてみました。

interview

島崎 宣聡兵庫スバル 鈴蘭台店

大舞台でも日常業務でも、変わらない基本の大切さ。

どんな質問にもよどみなく的確に答える島崎メカチーフ。
NBRを経験した後、基本を大切にすることで、よりお客様視点でのサービスが
できるようになったという。

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現在こちらの店舗ではどのようなお仕事をご担当されていますか?
島崎
入庫車両の工程管理や、フロント業務を中心に行いながら、
難易度の高い修理や整備が発生した場合には自分で手掛けています。
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NBRでの経験は今どのように活かされていますか?
島崎
やるべきことの優先順位をつける。基本的なことですが、
その大切さを改めて学びました。そして、常に全体を俯瞰して最も大切なことは何かを考え、そこから逆算して仕事を設計するようになりました。
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もう少し詳しく聞かせていただけますか?
島崎
以前は職人的に目の前の作業だけに集中していました。
だけど、NBR後は故障の度合いや他の作業との兼ね合いなど全体的な状況を見て、入庫されたお客様にそのままお待ちいただくか、
いったん帰っていただくかなど、お客様にとって一番いい提案を
的確に判断できるようになりました。
それからNBRで事前準備の大切さも改めて感じました。
時間との勝負であるレースでは部品・工具の配置、
トレーニングを含めた事前準備が大事で、事前準備ができていないと、
緊急時だけでなく、通常のピット作業にも影響がでるんです。
NBR後は初心に戻り、トルク管理などの忘れがちな事前準備を
しっかりすることで作業効率をあげ、
お客様をお待たせしないようにしています。
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まさに基本ですね。
島崎
NBRのような大舞台でも日常業務でも大切にするべき基本の部分は
同じだと思います。後輩たちにはレースの華やかな部分よりも、
そこにたどりつくまでコツコツと積み重ねていく努力や基本の大切さを
できるだけ伝えたいと思います。
島崎さん整備1 島崎さん整備2 島崎さん整備3
interview

木山 慎也大阪スバル 中環北堺店

細やかな情報共有で、コンシェルジェのようなサービスを。

大きな体からは想像できないほど物腰の柔らかい木山メカチーフ。
NBRで感じた情報共有の大切さを日常業務に活かしているという。

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NBRで特に印象に残ったことはどんなことですか?
木山
1番はミーティングの際に情報共有が徹底されていたことですね。
だから、チーム全員が同じイメージを共有し、
1人1人がやるべきことを効率的に行い、チームとしての連動感、
一体感がありました。
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その経験を日常業務でどのように活かしていますか?
木山
うちの店はスタッフで毎朝ミーティングをしているのですが、
これまでは大まかな作業の流れを確認するだけでした。
しかし、NBR後はもっと時間をかけて細かい情報を
共有するようにしました。それにより全員がやるべきことを
明確にイメージでき、作業の流れがスムーズになっています。
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具体的には、どのような情報を共有しているのですか?
木山
その日入庫するクルマの状態やお客様1人1人の細かい情報などですね。
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お客様の細かい情報といいますと?
木山
例えば、何度も入庫していただいているお客様から毎回オーダーを
いただく、もしくは省いて欲しいと言われるサービスがあります。
お客様によっては毎回毎回おなじことを口にするのがストレスに
感じる方もいます。そういったお客様1人1人の情報を全員で共有し、
どのスタッフがそのお客様を担当しても、
ご要望を先回りしてくみ取るようにしています。
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お客様が言葉にしない、時にお客様自身も気づいていない
ご要望を先取る。まるでコンシェルジェのようですね。
木山
少し大げさですね(笑)。でもそういうことが言えるかもしれません。
NBR後、昼食をメカニックみんなでとるようにもなりました。
それからはみんな、言われたことをやるだけでなく、お客様にとって
必要なサービスを自分で考えて積極的に仕事に取り組むようになりました。
昼食中とくに仕事の話をするわけではないのですが、
連帯感を感じることで、自分が店やお客様に何ができるのかを
深く考えるようになったのかもしれません。
木山さん整備1 木山さん整備2 木山さん整備3
2015 そしてまた、ディーラーメカニックはNBRへ。

誰より市販車を知る彼らは、STIに欠かせない。

SUBARUのレーシングマシンは市販車のメリットを最大限活しています。
だから誰より市販車を知るディーラーメカニックは欠かせません。
そして、毎年彼らは非常に高いモチベーションをもって参加し、ここでの経験、知識、STIのレースに
挑む姿勢や考えをお客様に還元したいという姿勢を強く感じます。
ディーラーメカニックのレースでの活躍は、SUBARUのサービス全体の価値を上げていると
確信しています。

辰己英治(STI 総監督)

辰己 英治STI 総監督