Round Table Discussion
やっぱりエンジンは面白い!
スバルの現役エンジニアが本音で語るBOXER60th 記念企画の第2弾。
今回は入社から10年以上が経ち、第一線でSUBARUのパワーユニット開発に取り組んでいる中堅エンジニアたちに集まってもらった。水平対向エンジン開発の舞台裏から内燃機関の未来まで、SUBARUの明日を担っていく彼らの熱いトークの模様をお届けしよう。

恩田友和(技術本部 車両環境開発部 エンジン性能開発第一課)
木村翔平(技術本部 車両環境開発部 環境性能開発第一課)
佐藤優太(技術本部 パワートレイン設計部 エンジン設計課)
SUBARUはなぜBOXERをつくり続けるのか?

木村:いきなり真正面からのテーマだけど、60年間つくり続けてきて、直列エンジンもつくっていたのに、今は水平対向エンジンひとすじでやっているわけだから、SUBARUの今後を見据えるならやっぱり、なぜSUBARUはBOXERをつくり続けてるのかを紐解いておきたい。

恩田:原点はスバル1000だね。当時の選択肢としては直列やV型もあったのだけれど、ボンネットの高さを抑えて前方視界を良くできることや、前後長を抑えてクラッシャブルゾーンを広げ、室内空間も広くできることから水平対向を選んだと聞いている。

佐藤:この時点で前方視界の良さというゼロ次安全性能と、クラッシャブルゾーンの確保という衝突安全性能を前提に考えて、外観寸法を重視してエンジン型式を選択してきたということ。その点は今のSUBARUのクルマづくりにも直結しているんだけど、一方でそれはいばらの道を歩む選択でもあったということだね。

木村:その通り。構造としての合理性や、低重心・シンメトリカル・回転バランスの良さなど、水平対向エンジンのメリットは他にもたくさんあるけれど、今回はもうちょっと踏み込んだ話をしたいと思う。水平対向エンジンには、その構造ゆえの特有の困りごとがあって、この60年は、SUBARUのエンジニアがそれと向き合って戦い続けてきた苦難の60年でもあった。
恩田:例えば、シリンダーを左右に寝かせた幅の広いエンジンを車両フロントの限られたスペースに搭載するために、水平対向エンジンは横幅を抑えなければならない。そのため、シリンダーの長さに制限が出るし、シリンダーに空気を送り込む吸気ポートも限られたスペースの中で形状を工夫する必要がある。さらに排気管も左右に分かれたシリンダーから出たものを合流させて、その後に排気を浄化する触媒を置くことになるので、シリンダーから触媒までの距離がどうしても長くなってしまう。
佐藤:吸気ポートの形状は、吸気効率を高めつつ燃費を向上するためにとても重要で、できるだけまっすぐに空気を送り込むようにしたい。触媒は排ガスの温度が高い状態で機能を発揮するので、可能なかぎりエンジンに近い位置に取り付けたい。この2点だけを見ても、水平対向エンジンは直列エンジンに比べてレイアウト上の制約が多いということが分かる。こうした制約の中で性能を最大限に引き出すためには、高度な技術的工夫が必要になってくる。

木村:排ガスや燃費に関する規制は年々厳しくなっている。その中で水平対向エンジンを進化させ続けることは決して簡単ではなかったはずだ。でも、法規への適合は前提であり、その先にあるお客様への価値提供こそが重要だと思っている。
恩田:水平対向エンジンと直列エンジンとを比較すると、エンジン単体で見れば不利な部分もある。でも、“クルマという移動体の動力源”として考えたとき、本当に合理的なのはどちらなのか。その問いに対して、僕はやはり水平対向エンジンを選びたい。現在販売されているSHEV(ストロングハイブリッド車)を見ても、シンメトリカルAWDと水平対向エンジンの組み合わせは雪道や雨天時、高速道路での安定感につながるので、僕はクルマとしてそれが理にかなったデザインだと思っている。だからお客様にハンドルを握ってさまざまなシーンで乗り比べてもらい、その違いを感じていただけたら嬉しいです。
佐藤:水平対向エンジンは「愉しさ」を支える存在として語られることが多いけど、僕はそれ以上に”安心”にも大きく貢献している技術だと思う。ただ、どんなにいいエンジンをつくっても、お客様の期待に応えないとSUBARUのクルマは買ってもらえなくなり、水平対向エンジンも淘汰されてしまう。最終的にはクルマとしての価値を高め、お客様に満足いただける一台としてお届けしていくことが重要だと考えている。

恩田:水平対向エンジンはアイコニックではあるけど、エンジンはあくまでも縁の下の力持ちで良いと思う。ただ、水平対向が持っている”クルマにしたときの安全性に寄与している”という部分は誇りに思う。その上で、燃費や排ガス性能など、基本スペックにおいては直列エンジンに負けない性能を発揮できる、そんなエンジンをこれからもつくっていくことが、僕たちSUBARUのエンジン開発者に課されたテーマだと思う。
木村:僕は研究実験の立場でエンジン開発に携わっていたのだけれど、実際にお客様がSUBARU車の走りをどのように感じているのかを直接知りたいと思い、社内公募に応募して2024年から2年間、営業本部で営業業務を経験した。その中で、多くのお客様と接する機会を通じて強く実感したことがひとつある。それは”水平対向エンジンは、SUBARUらしい安心感や走りを支える大切な存在だ”ということ。BOXERを積んでいるからこそのSUBARUなんだと思う。仮に優れた直列4気筒エンジンを採用したとしても、それだけではSUBARUらしさを求めるお客様の期待には応えられないと思う。水平対向エンジンを積んだシンメトリカルAWDというクルマの価値を貫いた上で、燃費を良くする。環境性能を向上させる。それがSUBARUの歩む道であり、水平対向エンジンをつくり続ける意味もそこにある。

空気と燃料と火花と

恩田:僕が大学で熱力学を学んでいたとき、”内燃機関はいつか無くなる”と言われていて、そのままだと寂しいと思った。自動車の黎明期、動力源は蒸気、電気、石油(ガソリン)などがあったけど、1908年ヘンリー・フォードがT型フォードを世に送り出してからは、ガソリンやディーゼル等の”内燃機関”が主流になった。それは、経済合理性が重視される世界でつくられるモノは、すべて合理的なカタチに収束するという原則に基づくもので、一旦はクルマの動力源は”内燃機関”に集約されてきたんだね。
佐藤:経済合理性の正体は「エネルギー密度(重量1㎏あたりに蓄えられるエネルギー量)」にあると思っている。リチウムイオンバッテリーは着実に進化しているものの、エネルギー密度という点では、まだガソリンとの間に大きな差がある。そのため、長い距離を移動するためのエネルギーを効率よく搭載できるということは、内燃機関の大きな強みのひとつだ。だからこそ、内燃機関はクルマのような移動するモノに積載する動力源として適しているし、これからもっと効率を高めていく価値がある。

木村:内燃機関は優に1世紀以上前から研究・開発を積み重ねてきたから、今のエンジンはもう限界まで性能を極めていると思われている方が多いかもしれないけど、自分たちからするとまだまだ分からないことだらけで、極端に言えば“エンジンの真理”なんてまだ見えていない。だから面白いし、だからこそ追求し続けたくなる。内燃機関工学の学会でも毎回のように新しい発見や研究テーマが沢山紹介されているからね。
恩田:今から見ると、初期のエンジンはほとんどブラックボックス状態だったと言えるのではないか? それが燃焼の可視化などの技術開発によって、最近ようやく少し分かってきた。でもまだまだ分からないことの方が多い。内燃機関は面白いし難しい。エンジンは空気・燃料・火花という3つの要素によって回るのだけど、そこには無数のパラメーターがあって、その一つひとつが影響を及ぼし合っていて挙動を正確に理解するのが難しい。だから理想とする燃焼を実現しようとしてもなかなかできない。

佐藤:性能を左右するのは、エンジン単体だけじゃないからね。以前開発中の車両で、エンジンにはどこにも手を加えていないのに、なぜか性能が落ちてしまったことがあって、よくよく検証していったら、エンジンのもっと上流の空気を取り入れるダクト(空気孔)のデザインが若干変わって空気の流れが変化したことが原因だった。エンジン単体だけでなく、吸気・排気系はもちろん、振動や車両の外形まで含めて車両トータルで考えないといけないって痛感したね。
木村:内燃機関はまだまだ分からないことだらけだから、研究者にとっては興味深い学問分野になる。まずは研究者の視点で”分からないことを分かるようにすること”が大切。だけど、それをただの自己満足で終わらせず、お客様の期待に応えられるような価値あるクルマに仕上げていくというのが、エンジニアとしての仕事だと思う。
恩田:僕がSUBARUに入社したのは、内燃機関を徹底的に追求したかったからだ。内燃機関を未来に残すためには、どうしても”燃費”がネックになる。モータースポーツなどで走りのイメージが強かったSUBARUなら、まだまだ燃費を良くするポテンシャル(伸び代)があるはずだと思った。配属初日に所属部署の皆さんにご挨拶した時には「エンジンの価値を改めて示せるような開発に取り組みたい!」と宣言したよ。

木村:僕のエンジニアライフの間で一番うれしかったのは、北米市場向けのプラグインハイブリッド車の開発で、現在のガソリンエンジンでは最高レベルの正味40%という熱効率をFB20水平対向エンジンで達成できたとき。水平対向でも、世界のトップランナーと互角に渡り合えるエコなエンジンがつくれることが証明できた瞬間だった。
佐藤:僕も“エンジンの開発に関わりたい”という強い思いで学生時代には火炎伝播や燃焼速度の研究室を選び、その思いのまま、“エンジンを本気で売りにしているメーカーで働きたい”と考えてSUBARUを選んだ。エンジン設計を経てBEVプロジェクトチームに加わってソルテラやトレイルシーカーの開発にも携わり、昨年エンジン設計に戻って今は次世代エンジンの先行開発に取り組んでいる。これからは内燃機関だけでなく、さまざまな動力機関が現れてくるだろうけれど、新たな時代に向けて水平対向エンジンにさらに磨きをかけて、SUBARUならではのエンジンをつくっていくことが僕たちSUBARUエンジニアの使命だと思っている。
木村:営業本部在籍時、お客様から”SUBARUはBOXERの特性を活かした出力重視の愉しいエンジンをつくって欲しい”とよく言われたね。出力を重視すれば、熱効率は悪くなるけど、僕たちは水平対向エンジンの燃費を決してあきらめていない。むしろ一生懸命その課題解決に取り組み、その挑戦をこれからも続けていくということを、ぜひ知っていただければと思います。
SUBARU入社から10年以上が経ち、第一線でSUBARUのパワーユニット開発に取り組んでいる中堅エンジニア3人が集まった、エンジニアトーク企画の後編は、内燃機関の将来や、BOXERエンジンを開発してきて嬉しかったことについて、熱く語ってもらった。

佐藤優太(技術本部 パワートレイン設計部 エンジン設計課)
恩田友和(技術本部 車両環境開発部 エンジン性能開発第一課)
木村翔平(技術本部 車両環境開発部 環境性能開発第一課)
クルマづくりのフィロソフィー

恩田:最近EVが広く普及し始め、将来のクルマづくりは家電製品に近いものになるという見方を耳にすることも増えてきた。でも、開発現場にいる立場からすると、クルマにはクルマならではの難しさがあると思っている。もちろん家電製品も、お客様に安全で快適に使っていただくために高い品質が求められる。ただ、クルマはお客様やその大切な人を乗せて移動する製品であり、使われる環境も非常に幅広い。

佐藤:そう。SUBARUでは”お客様の日常や旅先での安心感を支えることを重要なテーマとしてクルマづくりに取り組んでいる。走ること以外にも、クルマにはお客様の安全や快適性を支える重要な役割がある。寒い環境下で”暖をとること”や、夏季の温度上昇が激しくなっている最近では”冷房が効くこと”も、同じように重視している。
恩田:“人を中心としたクルマづくり”をフィロソフィーとしているSUBARUの開発現場では、“どのような環境の下でもお客様に安心して使っていただくことを常に意識しながら開発しろ”という言葉を良く耳にするね。

木村:そのフレーズはあらゆる開発ステージで言われている。特に新しいシステムや電子部品を導入するときにはね。
恩田:SUBARUではテストコースでの評価に加え、氷点下や高温環境を再現した試験設備で車両の性能や機能を確認している。さらに、世界各地の山岳路や荒野などに出向いて現地で実際にクルマを走らせ、厳しい条件下での信頼性や走行性能を検証している。このようにお客様に安心をお届けできるよう、日々評価条件や性能目標を見直しながら開発に取り組んでいる。
佐藤:設計においてもお客様がどのような場面でクルマを使われるのかを想像しながら、クルマを構成する数千点の部品の一つひとつに向き合い、形だけでなく素材や仕様の選定段階から細部まで検討を重ねている。また、クルマづくりは設計部門だけでは完結しない。評価、実験、生産などさまざまな部門のスタッフが連携して品質を磨き込み、お客様の期待を超えるクルマを目指している。
木村:営業本部在籍中にお客様の生の声に触れて感じたのは、特に降雪地帯において、”SUBARU車には安心・安全面の技術に大きな期待を寄せていただいている“ということだった。バッテリーEVであってもそこは変わらないSUBARUらしさとして磨き続け、お届けしていかなければならないと思う。
佐藤:その上で、BEV(バッテリーEV)でどうやって”SUBARUらしい走り”をつくっていけるか、が課題だね。トレイルシーカーはモーターの強みを活かして予見性を高め、ドライバーの目線と合わせて、狙ったラインを素直に気持ちよくコーナリングできるよう緻密にコントロールしている。こうした技術の価値は最終的には実際にこのクルマのステアリングを握ったお客様にどう感じていただけるかにあると思います。BEVという新しい時代においても、走り出した瞬間の安心感や、思い通りに曲がれる気持ちよさを通じて、「これがSUBARUらしい走りだ」と感じていただけるか。その答えを示す一台がトレイルシーカーだと思っています。

恩田:僕は今、2台クルマを持っている。EJ20ターボエンジンを積んだレガシィB4 5速マニュアルトランスミッションと、FB25 搭載のストロングハイブリッド車クロストレック。山道などを軽快に走って自分で操って運転することを愉しみたいときにはレガシィ、アウトドアでのアクティビティや、ドライブ旅行など、何か目的があって移動するときには、運転支援機能もあってエコに愉しく安全に移動できるクロストレックを使っている。内燃機関もEVも、それぞれにしかない持ち味や愉しさがあるから、多様な選択肢を用意して、お客様の好みや価値観に合わせて選んでいただくということが大切なんだと思う。
木村:内燃機関がこれから進むべき道を考えると、僕は”バッテリーとの共存”だと思う。内燃機関が苦手とする部分はバッテリー、モーターに補ってもらう。対してエネルギー密度が圧倒的にいいという内燃機関の強味を活かし、ストロングハイブリッドのクロストレックのように長距離移動などでは内燃機関の強みを活かせる場面もある。そこをさらに磨くことで燃費も良くしていくことができる。それからガソリンエンジンだからこそ味わうことができる愉しさも大切だね。6速マニュアルトランスミッション搭載の『WRX STI Sport#』 は、SUBARUはマニュアルトランスミッション車を操る魅力をこれからも決しておろそかにしないというひとつのメッセージだと思う。

佐藤:バッテリーの弱点を内燃機関で補い、内燃機関は内燃機関で、しっかりパフォーマンスを発揮させて規制をクリアさせながらその強味を磨いて目標とする性能の実現を目指していく。それができるかどうかは、自分たちに懸かっている。これからの未来を担うBOXERエンジン開発者の使命だね。
2026年夏、あしたへのタイムライン
佐藤:実際にBOXERエンジンの設計に携わって感じたのは、直列エンジンと比較すると設計上の制約が多く、高度な技術的工夫が求められるという厳しい側面がある中で、新しい構造やレイアウトに挑戦できる余地は限られているということ。制約があるのであれば、その制約の中でどうブレイクスルーするか? トライアンドエラーを繰り返しながら、今も模索し続けていて、その模索の中から将来花開くSUBARUにしかない独自の技術が生み出せるのではないかな。
木村:国内営業本部に在籍していたとき、僕が開発に携わったエンジンを搭載した新型フォレスターの導入施策を企画したことがある。その経験を通じて改めて実感したのは、SUBARUのクルマは実際に試乗していただくことが、その魅力や価値を理解していただくためのいちばんの近道だということだった。カタログやスペックだけでは伝えきれない安心感や運転のしやすさ、そして走る愉しさは、ステアリングを握って初めて感じていただけるものだと思う。自分が開発に携わったものをお客様が実際に購入してくださる姿を目の当たりにできたことは、エンジニアとしてこの上ない喜びだったね。

恩田:僕が最初に配属されたのはエンジンの先行開発をしたり、他社がつくったエンジンの評価・研究をしたりする部門だったので、商品とは一段階離れた研究者としての仕事が主体だった。もちろんそれはそれで自分が追求してきた学問や研究テーマにダイレクトに没入できて研究者としては愉しかった。でもお客様への価値につながっている実感をもっと得たいという思いもあった。その後、ストロングハイブリッド用のFB25エンジンの量産開発に携わることになり、自分の持てる知識、経験、技術の全てを注ぎ込んで、FB25エンジンの燃費向上という課題に挑戦した。量産車のエンジン開発に携わり、FB25エンジンの燃費向上に貢献できたということと、自分で開発したエンジンが生産されて売り出されたということは、SUBARUに入社して歩んできたエンジニア人生の中でも最高の経験だったと思う。

読んでくださったお客様へ
木村:営業本部勤務を経て、2026年6月に再び技術本部へ戻り、これから量産エンジンの開発に携わることになりました。そんな今、強く感じているのは、お客様の期待を超えるクルマづくりと、それを支えるエンジン開発がこれまで以上に求められているということです。排ガス規制強化、車両構造の複雑化、そして電動化など、エンジン開発を取り巻く環境はますます厳しくなっています。しかし、そうした課題を乗り越えながらお客様に選んでいただけるクルマをつくり続け、SUBARUにしかない価値を生み出していかなければならないと強く感じています。その価値を生み出していくことが私たちSUBARU技術本部に課された次の大きな目標です。
今回3人でこうして話をして改めて実感したのは、私たちはお客様に喜んでいただけるものづくりができたときに、何より大きな喜びを感じるということです。開発の苦労も挑戦も、すべてはお客様の「安心と愉しさ」につながる瞬間のためにあるのだと思います。だから、このトークを読んでくださった皆さまには、ぜひお感じになったことをお聞かせいただければ嬉しいです。皆さまが思い描くこれからのクルマや内燃機関、そしてBOXERエンジンへの期待など、さまざまなご意見や想いをぜひお寄せください。その声を今後のものづくりにつなげていきたいと思っています。

