トピック

SUBARUの進化の道筋を辿る

【星々の軌跡】SUBARU BRZ編

トピック | 2026/01

カートピア 初代、2代目のSUBARU BRZが並んでいるキービジュアル | SUBARU

“ピュアハンドリング”を磨き上げた、誰もが愉しめるFRスポーツカー

水平対向エンジンを搭載したFRレイアウトのピュアスポーツカー「SUBARU BRZ」。SUBARUとトヨタ自動車(以下、トヨタ)による共同開発で、運転する愉しさをより多くのお客様へ伝えたいという両社の想いのもとに生まれたFRスポーツカーの軌跡を辿ります。

※FR=車体の前部にエンジンを搭載し、後輪を駆動するフロントエンジン・リヤドライブ

1st model 2012〜


カートピア 初代SUBARU BRZの全体図。ボディカラーはWRブルー・マイカ。 | SUBARU

新しい次元の運転する愉しさ

2005年にSUBARU(当時は富士重工業株式会社)とトヨタとの業務提携が締結されて以来、共同開発を模索する中で生まれた両社提携のシンボル、それが「水平対向エンジンを搭載したFRスポーツカー」というアイデアでした。

BOXERのニックネームでSUBARUのコア技術として進化を重ねてきた水平対向エンジンは「低重心」「軽量」「コンパクト」などクルマの運動性能に有利な特長を備えています。「BOXER×FRスポーツカー」の開発コンセプトはBOXERの最大の魅力である低重心を追求し、誰もが運転する愉しさを味わえるクルマ「Pure Handling Delight – 新しい次元の運転する愉しさ」でした。

カートピア 横向きの初代SUBARU BRZ。エンジンなどパワーユニット部分が透過されている。 | SUBARU
低く搭載した水平対向エンジンに加えて、専用設計のプラットフォームにより実現した超低重心パッケージング。空力性能に優れた、ワイド&ローのスタイリッシュなクーペボディ。
カートピア フロントにあるエンジンルームを開け、エンジンが見えている状態のSUBARU BRZ。 | SUBARU
トヨタの直噴技術 D-4S(燃料噴射システム)を組み合わせた新開発の「FA20」型2.0L水平対向4気筒エンジン搭載。

水平対向エンジンをさらに低く搭載することで世界トップクラス(2012年2月現在、自社調べ)の「超低重心」パッケージングを実現し、その高い運動性能に最適な新たな軽量高剛性ボディも開発。これまでにない革新的なハンドリング性能を実現したFRスポーツカー、SUBARU BRZが誕生しました。

2011年の第42回東京モーターショーで世界初公開され、2012年に発売されて以来、誰もが安心して、気軽にクルマを操る愉しさを体感できるスポーツカーとして幅広い年齢層のお客様から高い支持を受けました。また、2009シリーズより参戦を続けているSUPER GTでは、2012シリーズから、SUBARU BRZをベースにして開発されたSUBARU BRZ GT300で参戦。モータースポーツとスポーツカーの魅力を発信し、クルマファンに話題を広げていきました。

カートピア 初代SUBARU BRZのSTIコンプリートカー「tS」がガレージに置いてある様子。ボディカラーはサテンホワイト・パール。 | SUBARU
2013年8月、STIのコンプリートカー「tS」を発売。サスペンション、ブレーキ、シャシーにSTI独自の仕様装備を施しパフォーマンスを向上。限定 500台。
カートピア 木々に囲まれた小道を走る初代SUBARU BRZ。ボディカラーはアイスシルバー・メタリック。 | SUBARU
2017年10月、SUBARU BRZにSTIとの共同開発により、走行性能や走りの質感、内外装の質感をさらに向上した最上級グレード「STI Sport」を設定。
カートピア カートピア2012年3月号特集の見開き。2台のSUBARU BRZが並んでいる。 | SUBARU
「カートピア」2012年3月号

「SUBARU BRZ Debut!」

開発を指揮した上級プロジェクトゼネラルマネージャー増田年男に自動車評論家の太田哲也氏が直撃インタビュー。SUBARU BRZを囲み、その本質について語り合う。

カートピア カートピア2021年4月号特集の見開き。SUBARU BRZ GT300がサーキットを走っている。 | SUBARU
「カートピア」2021年4月号

「SUBARUのモータースポーツとSTI Sport」

富士スピードウェイで行われた2021年SUBARUモータースポーツ活動計画の記者発表会の様子と、SUBARU BRZ GT300シェイクダウンの模様を速報レポート。

2nd model 2021〜


カートピア 2代目SUBARU BRZの全体図。ボディカラーはWRブルー・パール。 | SUBARU

誰もが愉しめる究極のFRピュアスポーツカー

2019年9月に合意したSUBARUとトヨタの新たな業務資本提携の中で、両社の絆をさらに強め「もっといいクルマづくり」を目指すことを掲げました。このテーマを追求し、誰もが愉しめる究極のFRピュアスポーツカーを目指し開発されたのが、2021年に誕生した2代目SUBARU BRZです。

初代モデルから排気量を拡大した新型2.4L水平対向4気筒エンジンの搭載をはじめ、走りの愉しさをさらに拡げるとともに、AT車全モデルに「アイサイト」を搭載するなど安全性能も向上。操る愉しさと同時に安心・安全を提供し、より多くのお客様にスポーツカーの魅力を伝えることを目指しました。

カートピア フロントにあるエンジンルームを開け、エンジンが見えている状態の2代目SUBARU BRZ。 | SUBARU
初代モデルから排気量を拡大した、新開発「FA24」型2.4L水平対向4気筒エンジンを搭載。
カートピア 2代目SUBARU BRZのフロントに搭載されている「アイサイト」。 | SUBARU
SUBARU BRZでは初となる運転支援システム「アイサイト」をAT車に標準装備。2023年の改良モデルではSUBARU初となるMT車用「アイサイト」を採用。

SUPER GTの2021シリーズでは、ベースカーのフルモデルチェンジを機に、新型マシンを投入。同シーズンに念願のSUPER GT初のシリーズチャンピオンを獲得し、レースの舞台でもその性能が実証されました。

「BOXERエンジン」のB、「Rear Wheel Drive」のR、「究極」のZの3文字を組み合わせ名付けられた「SUBARU BRZ」は、SUBARUの象徴ともいえる水平対向エンジンに想いを込めながら、これからも進化を続け、走る愉しさを次の時代へとつないでいきます。

カートピア SUBARU BRZ GT300がサーキットを走っている様子。 | SUBARU
カートピア 優勝トロフィーを掲げるドライバーの山内英輝選手、井口卓人選手。 | SUBARU
SUPER GT 2021シリーズでチャンピオン獲得。
カートピア カートピア2022年6月号、ドライブ企画の見開き。山道のカーブを曲がるSUBARU BRZ。 | SUBARU
「カートピア」2022年6月号

「文豪も通った、情緒あふれる峠道をゆく」

マグネタイトグレー・メタリックのSUBARU BRZに乗って、山梨県の御坂みち(国道137号)でのドライブを愉しみ、峠の先の古い茶屋を目指すツーリング。

カートピア カートピア2023年11月号、ドライブ企画の見開き。SUBARU BRZが海岸沿いの県道1号を走る様子。 | SUBARU
「カートピア」2023年11月号

「夢とロマンに触れる旅」

WRブルー・パールのSUBARU BRZでうみねこラインなどを走り、岩手県の御所野縄文博物館、青森県の三沢市大空ひろば・青森県立三沢航空科学館を見学。

SUBARU BRZ Motorsport Challenge


2021年に初のシリーズチャンピオンを獲得した「SUPER GT GT300クラス」の他にも、SUBARU BRZはモータースポーツへのチャレンジを実施しています。

●スーパー耐久シリーズ

2022年からカーボンニュートラル燃料を使用したSUBARU BRZでST-Qクラスに参戦。内燃機関を未来につなぐチャレンジとして、若手エンジニアの人材育成や、モータースポーツを起点とした「もっといいクルマづくり」を目指します(2024年第3戦からはWRXをベースにした「HIGH PERFORMANCE X FUTURE CONCEPT」にて参戦)。

カートピア サーキットを走る、スーパー耐久シリーズの参戦車両(SUBARU BRZ)。 | SUBARU

●GR86/BRZ Cup

トヨタGR86とSUBARU BRZのワンメイクレース。参加車両は全国のトヨタ、SUBARU販売店で発売している「Cup Car Basic」。SUPER GTのトップドライバーも参加する“プロフェッショナルシリーズ”と、アマチュアドライバーのみで腕を競う“クラブマンシリーズ”の2シリーズ制。SUBARUディーラーのレーシングチームも参戦し、販売店のメカニックがレースメカニックとして参加しています。

カートピア サーキットを走る、GR86/BRZ Cupの参戦車両(SUBARU BRZ)。 | SUBARU

※こちらの記事は2025年秋号に掲載した内容です。

↓SUBARU BRZの詳細はこちら!

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