トピック

SUBARUの進化の道筋を辿る

【星々の軌跡】インプレッサ編

トピック | 2026/02

カートピア 歴代のインプレッサが並んでいるキービジュアル。 | SUBARU

基準を常に塗り替え続けてきたSUBARUのスタンダード

レガシィと軽自動車の間を補完する、SUBARUラインアップにおける新世代の中間車として開発されたインプレッサ。幅広いお客様に“安心と愉しさ”をお届けするスタンダードモデルとして常に最新技術を取り入れ、走り、デザイン、快適性、安全性能など、全ての性能においてSUBARU車の基準を押し上げてきました。その頼もしい軌跡を振り返ります。

1st model 1992〜


カートピア 初代インプレッサが3台並んでいる様子。左からスポーツワゴン、WRX、ハードトップセダン。 | SUBARU

コンパクトボディに走りと品質を凝縮

1992年に誕生した初代インプレッサの開発キーワードは「新上級大衆車」。初代レガシィのプラットフォームをベースにすることで高いシャシーのポテンシャルを発揮し、同クラスのモデルに比べてワンランク上の走行性能と内外装の質感をつくり込みました。

初代インプレッサは、ハードトップセダン、スポーツワゴン、WRXの3バリエーションで展開。一般的なワゴンはセダンをベースにカーゴスペースを確保するためにフロアを延長していましたが、インプレッサのスポーツワゴンはセダンと同じ全長のまま車体後部をワゴン的な形状にしたパッケージングで、独自の個性をアピールしました。スタイリッシュでコンパクトなスポーツワゴンは、若い女性など新しい層のお客様から支持を獲得。高性能モデルWRXは、1993年からレガシィの後継としてWRC(世界ラリー選手権)に参戦し、1997年には日本車として初めて、マニュファクチャラーズチャンピオン3連覇という快挙を達成しました。

カートピア TOPIC | SUBARU
カートピア インプレッサ グラベルEXの全体図。ボディカラーはスポーツブルー/ライトシルバー・メタリック2トーン。 | SUBARU
1995年10月、フロントプロテクターなどの専用装備を身につけた特別仕様車「グラベルEX(エックス)」登場。
カートピア インプレッサ カサブランカの全体図。ボディカラーはアークティックシルバー・メタリック。 | SUBARU
1998年12月、クロームメッキのフロントグリルや丸型ヘッドライトなどレトロタッチなエクステリアの特別仕様車「カサブランカ」を発売。
カートピア 1992年11月号の見開き。赤いボディカラーのインプレッサスポーツワゴンが印象的。 | SUBARU
「カートピア」1992年11月号

「インプレッサの自己紹介」

デビューを記念した大特集では、インプレッサ自身を主人公に、デキのいい兄レガシィツーリングワゴンとの違いを分かりやすく綴った斬新な自己紹介記事を掲載。

2nd model 2000〜


カートピア 2代目インプレッサ スポーツワゴンの全体図。 | SUBARU

走りを磨いたスポーツマインドカー

WRCでの活躍により、国内外のモータースポーツファンの間で広く知られる存在となったインプレッサ。2000年に発売となった2代目は、WRCで築き上げたスポーツイメージを継承し「高密度スポーツマインドカー」をコンセプトに開発されました。

セダンはシリーズ名をWRXに変更し、走行性能を高めるため前後トレッドと全幅を拡大した3ナンバーサイズボディを採用。スポーツワゴンは視界性能や居住性、運転のしやすさ、そして衝突安全性能を向上し、WRXに対し車高を25mmアップしながら、取り回しのいい5ナンバーサイズの車幅をキープ。WRXとスポーツワゴンそれぞれの性格に合わせ、基本となるパッケージングから明確なつくり分けを行いました。

カートピア TOPIC | SUBARU
カートピア インプレッサ TYPE EUROの全体図。ボディカラーはプレミアムシルバー・メタリック。 | SUBARU
2002年1月、ポルシェ デザイン社と共同開発した専用の外装部品を装着した特別仕様車「TYPE EURO」発表。
カートピア スプレッドウィングスグリルを採用したインプレッサ スポーツワゴンの全体図。ボディカラーはWRブルー・マイカ。 | SUBARU
2005年6月、航空機の翼をモチーフにしたスプレッドウィングスグリルを採用した改良モデル登場。
カートピア カートピア2000年10月号の見開き。インプレッサスポーツワゴンとマウンテンボードが並んでいる様子。 | SUBARU
「カートピア」2000年10月号

「ブレイク寸前。マウンテンボード」

当時、「New Ageインプレッサ」と呼称されていた2代目(グレードI’s sport)に乗って、富士山周辺を駆け抜け、高原でマウンテンボードに挑戦したドライブ記。

3rd model 2007〜


カートピア 3代目インプレッサの全体図。ボディカラーはニューポートブルー・パール。 | SUBARU

グローバルスタンダードカーとしての提案

「新快適スタイル」をコンセプトに2007年に登場した3代目は、スポーツワゴンからスタイリッシュな5ドアパッケージへとリニューアル。水平対向エンジンをコアとしたシンメトリカルレイアウトと新開発のリヤサスペンションなどの組み合わせによる気持ち良い走りと高い安全性を実現。優れた基本性能に、洗練されたデザインや高い機能性、ゆとりある室内空間を融合して、SUBARUの新しいグローバルスタンダードカーを目指しました。

専用のワイドボディに高性能のターボエンジンを搭載したインプレッサ WRX STIは、これまでのWRXとは異なり、ベースモデルとは一線を画す独立したハイパフォーマンスカーとしての道を歩み始めます。2008年には4ドアセダンのインプレッサ アネシスを、2010年には現在のクロストレックのルーツとなる、クロスオーバーモデルのインプレッサ XVを追加しラインアップを拡大しました。

カートピア TOPIC | SUBARU
カートピア SIシャシーの画像。 | SUBARU
新開発のダブルウィッシュボーン式リヤサスペンションなどにより操縦安定性と乗り心地を高次元で両立させた新型シャシーを採用。
カートピア インプレッサ アネシスの全体図。ボディカラーはミッドナイトブルー・パール。 | SUBARU
2008年10月、4ドアモデル「インプレッサ アネシス」を追加設定。
カートピア カートピア2007年6月号の見開き。 | SUBARU
「カートピア」2007年6月号

「Special Reports for New IMPREZA」

「『走る喜び』をすべての人に」をテーマに、より親しみやすいデザインを追求した第3世代について、開発を指揮した竹内明英プロジェクトゼネラルマネージャー(PGM)が解説。

4th model 2011〜


カートピア 4代目インプレッサスポーツとインプレッサG4の全体図。  | SUBARU

これまでの時代にない新しい価値を

4代目となるインプレッサは、新世代BOXERエンジンや新リニアトロニックを搭載し、走りの愉しさや快適性、燃費・環境性能をさらに進化。「New Value Class」をコンセプトに、従来のクルマのクラス観を打ち破る価値の提案を目指しました。

5ドア車はインプレッサ SPORT、4ドアセダンはインプレッサ G4に改称。2010年登場の5代目レガシィから採用されたアイサイト(ver.2)搭載モデルもラインアップ。手の届きやすい価格帯のインプレッサに先進の運転支援システムが搭載されたことで、これまでSUBARU車に馴染みのなかった、安全性を重視するお客様からも支持を集め、アイサイトの知名度と評価の向上につながる大きな契機となりました。

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カートピア レヴォーグのフロントシート、ステアリングの写真 | SUBARU
①新世代BOXERエンジン+②新リニアトロニックの採用による加速性能の向上。
カートピア 新世代BOXERエンジンのイメージ画像。 | SUBARU
カートピア 新リニアトロニックのイメージ画像。 | SUBARU
①新世代BOXERエンジン+②新リニアトロニックの採用による加速性能の向上。
カートピア カートピア2015年7月号の見開き。インプレッサハイブリッドと高津PGMが並んでいる様子。 | SUBARU
「カートピア」2015年7月号

「IMPREZA SPORT HYBRID Debut!」

SUBARUオリジナルハイブリッドシステムを搭載したインプレッサスポーツハイブリッドがもたらすアクティブで愉しい世界観について、高津益夫PGMが解説。

5th model 2016〜


カートピア 5代目インプレッサスポーツとインプレッサG4の全体図。  | SUBARU

さまざまな新技術を投入した次世代モデル

2016年にデビューした5代目は、次世代プラットフォームであるスバルグローバルプラットフォームを初めて採用し、総合安全性能と動的質感を大幅に向上。

さらに、国産車初となる歩行者保護エアバッグと、カラー認識を実現し操舵支援機能を採用したアイサイト(ver.3)を全車に標準装備。乗員はもちろん、歩行者など周囲の人々の保護も含めた安全性能をさらに強化しました。SUBARUとしては2003年の4代目レガシィ以来13年ぶり2度目となる2016-2017日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。SUBARUの次世代モデルとして革新された“安心と愉しさ”が、高い評価を受けました。

カートピア TOPIC | SUBARU
カートピア インプレッサのボンネットにダミー人形が当たっている様子。 | SUBARU
国産車初の歩行者保護エアバッグを全車に標準装備。
カートピア インプレッサスポーツのまわりにSUBARUの関係者が並んでいる様子。 | SUBARU
2016年12月、2016-2017日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。
カートピア カートピア2016年11月号の見開き。インプレッサスポーツが疾走している様子。 | SUBARU
「カートピア」2016年11月号

「新たなるステージへ。新型インプレッサ誕生。」

感性の数値化で動的質感を向上したSUBARUの新しいプラットフォームを用いた第5世代のインプレッサを開発者インタビューや試乗レポートなどで特集。

6th model 2023〜


カートピア 6代目インプレッサの全体図。ボディカラーはサンブレイズパール。 | SUBARU

SUBARUの新しいスタンダード

2023年には現行モデルとなる6代目が登場。日本市場における名称をインプレッサ SPORTから インプレッサとし、スポーティかつカジュアルなデザインや優れた運動性能、安心できる先進安全装備、とことん使えるユーティリティを継承。加えて、最新のSUBARUの技術を多数搭載し、安全性能や動的質感を大幅に進化させ、高品質なスタンダードカーとしてSUBARUラインアップを支えています。

インプレッサ(IMPREZA)の名称は、英語で紋章や金言を意味する「Impresa」に由来します。さらに若々しさ、軽快さ、そしてスポーティさを融合させ、常に新鮮な印象(Impression)をもたらすという意味も込められています。伝統的なテクノロジーを礎に、新しい挑戦を続けることで、インプレッサはSUBARUのスタンダードカーの基準を塗り替え続けてきました。

カートピア TOPIC | SUBARU
カートピア 単眼カメラを新採用したアイサイトの様子。  | SUBARU
新型ステレオカメラと二輪車/歩行者を認識できる単眼カメラを新採用したアイサイト。
カートピア インプレッサに採用されているスバルグローバルプラットフォームの全体図。  | SUBARU
ボディのさらなる高剛性化と軽量化を実現したスバルグローバルプラットフォーム+フルインナーフレーム構造を採用。
カートピア カートピア2023年5月号の見開き。 | SUBARU
「カートピア」2023年5月号

「IMPREZAの“FUN”をクローズアップ!」

開発キーワードであるFUN(愉しさ)とは何か。開発に携わったデザイン主査、機構設計担当、E&Cシステム開発担当らが、それぞれの立場からFUNを語る。

※こちらの記事は2025年夏号に掲載した内容です。

↓インプレッサの詳細はこちら!

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