FISスキージャンプワールドカップ2020 男子札幌大会レポート <スバル×スポーツ>
1月11日~12日に女子ジャンプ札幌大会、1月17日~19日に同じく蔵王大会が行われ
たのに続き、1月31日~2月1日には男子ジャンプ札幌大会が行われました。

男子ジャンプでは昨シーズン、小林陵侑選手(土屋ホームスキー部)が大躍進を遂げ、欧州勢以外で初のワールドカップ総合優勝を果たす歴史的な快挙を成し遂げました。今季もここまで3勝を挙げるなど総合ランキングでも上位をキープして、2年連続の総合チャンピオンの座をねらっており、注目の大会となります。

1戦目を制したのは第二のエースの佐藤幸椰選手(雪印メグミルクスキー部)でした。今季序盤にワールドカップ初優勝を挙げるなど、小林選手に次ぐ存在に成長してきた佐藤選手が、自国開催の声援を背に受け表彰台の中央に上りました。

1戦目では1本目でトップに立ちながら不本意な結果に終わった小林選手ですが、2戦目では面目躍如の活躍。各国のトップ選手に劣らないビッグジャンプを見せて3位で表彰台に上りました。佐藤選手、小林選手と連日で日本人選手が表彰台に上ったこともあり、会場には札幌近郊を中心に多くのジャンプファンが詰めかけ、例年よりもひときわ大きな盛り上がりを見せた大会となりました。

佐藤幸椰選手(雪印メグミルクスキー部) <スバル×スポーツ>
小林陵侑選手(土屋ホームスキー部) <スバル×スポーツ>
佐藤幸椰選手(雪印メグミルクスキー部) <スバル×スポーツ>

佐藤幸椰選手コメント

「1戦目の優勝は良い風をもらえることができた部分が大きいですが、自国開催で優勝することができて何よりもうれしい。2戦目(16位)は残念な結果でしたが、(小林)陵侑が表彰台に上ってくれて、2日連続でSNOW JAPANの選手が活躍したことで、集まった観客の皆さんにも喜んでもらえたと思います」

小林陵侑選手(土屋ホームスキー部) <スバル×スポーツ>

小林陵侑選手コメント

「長い遠征から帰ってきて地元開催の大会にリラックスして臨めています。1戦目の2本目(の大失速)は、大倉山ではよくあることだから仕方ない。それよりも切り替えて2戦目に臨んで、表彰台をキープできたことが良かった。残りのシーズンも自分のジャンプを1本ずつ飛んで、総合優勝をねらっていきます」

自然の状況に大きく左右されるスキー・スノーボード競技。そんな過酷な環境でも選手たちが安心して競技に臨めるように、SUBARUはサポートを続けます。

シーズンも中盤を迎えていますが、各競技でまだまだ各種大会が続いています。2月には新潟県苗場スキー場で男子アルペンスキーのワールドカップが開催されますので、また選手たちの戦いの様子をレポートしていきます。SNOW JAPANの選手たちへのご声援をお願いいたします。

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