カートピア1月号 レヴォーグ1.6STI Sport EyeSightから見る福岡県宗像市の海

Touring with SUBARU

安全で愉しいドライブを祈る、
新春ツーリング

福岡県宗像市/糸島市

カートピア編集室スタッフは2017年も、様々な道を走り、あちこちにお邪魔し、様々な方にお会いしてきた。2017年の取材旅行を事故もなく終えられたことへの感謝、そして2018年も一年、読者の皆様も編集室も事故なく安全に過ごせるようにという願いを込めて、今月は「道の神様」として知られる、福岡県の宗像大社を訪れた。宗像大社は、ちょうど2017年、「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の構成資産の一つとして、世界遺産に登録されたところだ。
今回の旅のお供はレヴォーグ1.6STI Sport EyeSightだ。握るハンドルやシフトノブには赤いステッチ。ボルドーのインテリアに、お正月らしい華やかさも感じながら、福岡をドライブした。

新しい一年の交通安全を祈願する


宗像大社がお祀りしている宗像三女神は(田心姫神[たごりひめのかみ]、湍津姫神[たぎつひめのかみ]、市杵島姫神[いちきしまひめのかみ])、日本書紀の中で「道主貴[みちぬしのむち]」とも称され、交通安全だけでなく、人生の道、修行の道、芸事の道、商いの道、勉学の道など「すべての道を司る神様」だ。宗像大社は、自動車が一般にも普及し始めた昭和30年代より自動車のお祓いを行なうと共に、全国の神社に先駆けて自動車専用の交通安全のお守りを授与してきたのだそう。

クルマのお祓いをしていただく。

クルマのお祓いをしていただく。

宗像大社権禰宜[ごんねぎ]の黒神直豊さんが資料を見せてくださった。昭和37年の記録によると、この年のお正月元旦のクルマのお祓いは527件。その当時のお祓いの風景が下の写真だ。これからお祓いを受けるのだろうか、画面中央にはスバル360の姿も見える。

昭和30年代の車祓風景(提供:宗像大社)

昭和30年代の車祓風景、手前列にスバル360の姿も。(提供:宗像大社)

2018年のカートピア読者の皆様の安全で愉しいドライブと、カートピアの取材旅行の交通安全を祈願して、お参りをし、お祓いをして頂く。頂いた交通安全のお守りは、資料で見せて頂いた昭和30年代のものとほぼ変わりない形で、歴史の重みとありがたみを感じる。視界の邪魔にならないようセンターコンソールにお守りを入れると、STI Sport専用のボルドーカラーのインテリアにお守りの紫が映えた。

交通安全お守り

スバル360の頃から変わらぬデザインの交通安全お守り。

せっかくのSTI Sportなので、少しドライブをしようと、志賀島[しかのしま]に向かう。志賀島は、九州本土と全長約12kmの砂州で繋がった半島状の島だ。「漢委奴國王」と刻まれた、あの有名な金印が発見された島でもあり、島の周囲を「金印海道」と名付けられた道が走っている。海岸線に沿って細かくうねるワインディングを愉しむのに、レヴォーグ1.6STI Sportの排気量はちょうどいい。軽いというのではなく、すっきりと操り易いステアリング。カーブでも安定してぐらつかず、嫌な振動もない。暮れていく冬の海に向かって、助手席でカメラマンがしきりとシャッターを切っている。「やっぱりクルマの運転って愉しいものだな」と改めて思う。一周10kmにも満たないコースなので、時計回りと反時計回りの両方を走って見たが、個人的には反時計回りの方が、眺めが良く景色を愉しめるように感じた。もちろん、左側通行なので時計回りの方が海側を走ることができるし、朝夕でもまた印象が違うかもしれない。

志賀島の金印海道を走るレヴォーグ1.6STI Sport EyeSight

志賀島の金印海道を走るレヴォーグ1.6STI Sport EyeSight

志賀島「潮見公園」の展望台から海ノ中道を見る。

志賀島「潮見公園」の展望台から海ノ中道を見る。

冬の博多の、味を愉しむ


翌日は、冬ならでは、そして福岡ならではの食を求め、福岡から西へ30kmほどの糸島市へ向かった。

「もちカフェ 月うさぎ」は、久留米産の丸餅を使ったメニューを一年通して提供しているカフェだ。その一つが「博多雑煮」。「あごだし」に、ブリとカツオ菜という青菜が入るのが博多風なのだそう。頂いてみると、しっかりとした魚のお出汁にお餅がとても合う。説明してくださったのはマスターの片桐雅久さん。玄関で膝をついてお客様を丁寧にお迎えし、またお見送りするので「名物マスター」と言われているのだとか。

もちカフェ 月うさぎの博多雑煮。

もちカフェ 月うさぎの博多雑煮。

片桐さんと福有さん

もちカフェ 月うさぎのマスターの片桐さんとスタッフの福有さん。

「もちカフェ 月うさぎ」を出て、マスターおすすめの岐志(きし)漁港に向かった。糸島半島一帯は、入り組んだ湾と山から栄養が流れ込むため、牡蠣の養殖に適した場所なのだそうで、秋から春先にかけて、岐志漁港ほか5つの漁港で30軒近くの牡蠣小屋が並ぶ。どの小屋でも牡蠣は1kg1000円。小屋によって炭火やコンロなど異なるが、自分で焼いて頂ける。焼け具合がわからず、様子を見ているうちにすっかり水分が飛んでしまったが、それでも味がぎゅっと凝縮されていて美味しい。

焼き牡蠣

冬になると漁港には牡蠣小屋が並ぶ。牡蠣を食べに行くなら、牡蠣がはぜたり、灰が飛んだりするので、汚れても良い服装がおすすめ。

海沿いを走るレヴォーグ1.6STI Sport EyeSight

海沿いを走るレヴォーグ1.6STI Sport EyeSight

岐志漁港から海沿いをさらに5kmほど進んだところに、ちょうど5年前にもカートピアで訪れたことのある「またいちの塩」の製塩所「工房とったん」がある。せっかくなので訪ねてみることにした。ここでは、流下式塩田を用いた塩作りが実際に行なわれていて、見学することができる。竹の枝を組んだ「枝条架[しじょうか]」の上からポンプで汲みあげた海水を滴下し、太陽光と風力によって水分を徐々に蒸発させていく方法だ。10日間ほど循環させた海水を、さらに薪で炊いて、塩を採っていく。

竹の枝を組んだ「枝条架」を用いた塩田。

竹の枝を組んだ「枝条架」を用いた塩田。

「ここだけ石や砂の色がちょっと違うでしょう」とオーナーの平川秀一さんに言われてみると、確かに10mほど先の海岸では白っぽい石や砂が、平川さんが指す場所は赤っぽい。「ここの海水は他の場所に比べて、養分が多いんです。それに真南に向いているので一年中、太陽光が当たります」平川さんは塩作りにこの場所を選んだ理由をそう話してくれた。

花塩プリン

またいちの塩の「花塩プリン」

朝から運転が続いていたので、帰りの高速道路はアイサイト・ツーリングアシストにサポートをしてもらう。「またいちの塩」をかけて、焼き牡蠣を食べてみればよかったと、思いついたのはそんな帰りのクルマの中。後の祭りとはまさにこのことだが、またきっと来ようと思った。

塩を炊く釜に薪をくべる平川さん。

塩を炊く釜に薪をくべる平川さん。

今月のルート


宗像大社〜潮見公園〜もちカフェ 月うさぎ
〜岐志漁港〜またいちの塩

今月の紹介ポイント


宗像大社

福岡県宗像市田島2331
TEL 0940-62-1311(代)
http://www.munakata-taisha.or.jp/

もちカフェ 月うさぎ

福岡県糸島市二丈浜窪243-1
TEL 092-332-8320
営業日:木、金、土、日
営業時間:11:00〜16:00
オーダーストップ お食事:14:00 スイーツ:15:30
https://www.mochi-cafe.net/

糸島の牡蠣小屋

場所:市内6ヶ所の漁港(福吉、深江、加布里、船越、岐志、野北)
料金:カキ1kg/1,000円、但し別途炭代300円必要
営業日・時間:毎年10月下旬〜4月頃。時間や期間は店舗によって異なります。
お問い合わせは各カキ小屋
または092-328-2311(JF糸島本所)
詳しくはこちらのHPをごらんください。
http://foitoshima.jf-net.ne.jp/kaki

またいちの塩 製塩所 工房とったん

福岡県糸島市志摩芥屋3757
TEL 092-330-8732
営業時間:10:00〜17:00 1/9〜営業
http://mataichi.info

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