カートピア7月号 TOURING With SUBARU SUBARU BRZ STI Sport

Touring with SUBARU

神々が宿る島で
パワーチャージ

長崎県壱岐市

玄界灘に浮かぶ壱岐は、日本最古の歴史書『古事記』序章に記される伊邪那岐[いざなぎ]、伊邪那美[いざなみ]が作ったとされる8島のうち、5番目に生まれた島。
島内には神社や祠[ほこら]が1000以上もあると言われ、神秘のベールに包まれている。
夏が旬の生ウニや壱岐ブルーと呼ばれる美しい海も楽しみたいと、お得なクーポン付きの「長崎しま旅 わくわく乗船券」を利用してLEGACY OUTBACK X-BREAKをお供に博多港からフェリーに乗り込んだ。

潮が引くと渡れる神社へ


博多港からカーフェリーに揺られること約2時間20分、壱岐の表玄関・郷ノ浦港に到着した。数日前から梅雨前線が居座り続けているせいで現地はあいにくの小雨。でも湾に面した「お食事処 みうらや」では、壱岐の夏のご馳走が待っていた。こちらでは6月中旬〜10月末、最高級品のアカウニがご飯にたっぷりとのった、生うにのぼっかけ丼が提供されている。「50年以上海女を続けた祖母と母の自慢の壱岐産ウニを使った、本物の生うに丼を食べて欲しくて。海女・海士漁で捕れた新鮮なウニをかき落としで提供しています」と店主の三浦幸記さん。ほかほかご飯を埋め尽くす艶やかでねっとりとしたアカウニは、濃厚な甘みと余韻の残る旨みが印象的。

アカウニの生うに丼5000円〜。約2/3サイズのミニ丼3500円〜も用意。

アカウニの生うに丼5000円〜。約2/3サイズのミニ丼3500円〜も用意。

人懐っこい笑顔が印象的なご主人の三浦幸記さんと姉の佐藤加奈江さん。

人懐っこい笑顔が印象的なご主人の三浦幸記さんと姉の佐藤加奈江さん。

遠近法によって、猿岩とのキスショットを撮影することも!

遠近法によって、猿岩とのキスショットを撮影することも!

島内でしか味わえない旬の味覚で気分が上がったところで、いよいよドライブへ出発。壱岐は南北17km、東西15kmののんびりとクルマで一周するのにほどよい規模で、一周約1時間で巡れる。適度に勾配のある小刻みなワインディングが続き、流れるようなドライビングが愉しい。県道25・59号を走って壱岐に伝わる八本柱のひとつ、猿岩へと向かった。国が生まれた頃、天と地を繋ぐ重要な場所とされた壱岐はあちこちへ動く「生き島」だったことから、八本の柱を立てて網で繋ぎ留めていたそうで、島東部の景勝地・左京鼻の観音岩もそのひとつと言われている。猿岩は黒崎半島先端にそびえる高さ45mの玄武岩で、長く波や風雨によって削られた形は、まさに猿の横顔。遊歩道で間近まで近づくと、本来なら猿岩の向こうに広がるはずの紺碧の海が、曇り空の色を映している。そこで島内最強のパワースポットと名高い小島神社を参拝することに。

島全体が神域とされる小島神社。島に取り残されないよう、干潮時刻を潮位表で事前に確認しておこう。

島全体が神域とされる小島神社。島に取り残されないよう、干潮時刻を潮位表で事前に確認しておこう。

“壱岐のモン・サン・ミッシェル”と称される神社へ参拝することができるのは、潮が引き参道が姿を現す干潮時のみ。満潮時には海に浮かぶ小島となる。猿岩から県道174号を横断すると、東海岸に面した内海湾内に参道ができていた。鳥居に向かって延びる少しぬかるんだ砂の参道には、小さなカニや巻貝がちらほら。ここが海中だったことに気付かせてくれる。島の右手に回り石段を上ると、中央部に小さな拝殿が現れた。厳かな雰囲気に包まれて、「明日は晴れ渡りますように」と心静かに祈った。

小島神社の拝殿で参拝を。恋愛成就や商売繁盛などに御利益があるとか。

小島神社の拝殿で参拝を。恋愛成就や商売繁盛などに御利益があるとか。

奇跡の壱岐ブルーに浸る


辰の島遊覧では目線の先にユニークな形の岩や荒々しい断崖が、海中には熱帯魚も望め、見飽きることがない。

辰の島遊覧では目線の先にユニークな形の岩や荒々しい断崖が、海中には熱帯魚も望め、見飽きることがない。

翌朝は雲間からうっすらと日が射し、幾分期待が高まる。今日は本島北端の勝本港から遊覧船で小さな無人島・辰の島を目指す。約40分の島めぐり遊覧+辰の島上陸コースを愉しむことに。『長崎しま旅 わくわく乗船券』に付く体験チケット(1000円分)を利用すれば半額で愉しめるのだ。辰の島は“壱岐の宝石”と呼ばれるだけあって、島の外海の透明度が格段に違う! 島の周りにはマンモス岩や海の宮殿など、波に削られた奇岩や断崖が点在し見応えがある。船長さんの島言葉の混じるガイドにも聞き入った。渡船発着所で船を降りると、気象条件が整えば船体が宙に浮かぶように見える「宙船[そらふね]」が見られる日もあるとか。外海の透明度を遥かに超えるのが辰ノ島海水浴場。遠浅の海岸が200m以上続き、砂が細かく白いのがその理由。島に上陸すると1時間ほどの散策コースに出発した。船は勝本港へ戻り、島に残っているのは船で渡ってきた2組のみ。まるで島をひとり占めしたような気分に! 野生のシカとすれ違い、北側の丘を上っていくと、波の穏やかなビーチとは対照的な切り立った断崖絶壁の真上に到達することができる。ここが遊覧船から見上げた蛇ヶ谷で、海抜50mの切り立った崖の上から海を見下ろせばスリル満点! 大人でも冒険心がかき立てられる。海水浴シーズンには多くの海水浴客で賑わうビーチも、今日は砂浜に足跡ひとつなく、聞こえてくるのは波の音だけ。いつまでも眺めていたい美しい風景だった。

環境省選定の「日本の快水浴場百選」に選ばれた辰ノ島海水浴場。遠浅の白い砂浜で、高台から望むと透明度の高さがよく分かる。

環境省選定の「日本の快水浴場百選」に選ばれた辰ノ島海水浴場。遠浅の白い砂浜で、高台から望むと透明度の高さがよく分かる。

再び船で勝本港に戻ると真っ青な空が広がっていた。はやる気持ちを押さえつつ、白砂のビーチが連続する東海岸へ向かう。壱岐空港のある石田地区には、筒城浜、大浜、錦浜と白砂の美しいビーチが続き、夏は海水浴のメッカに。大浜のそばにアウトバックを停めてそのエクステリアに目を移すと、フロントグリルのイエローグリーンの加飾モールが夏の光を浴びてキラッと輝いて見えた。マグネタイトグレー・メタリックのボディが町での印象とは異なりアクティブに映った。神々の見えない力に守られながら、目の覚めるようなコバルトブルーの海とその恵みを五感で満喫。心も体もパワーチャージできた壱岐の旅。穏やかな気分に満たされて、芦辺港からカーフェリーに乗り込んだ。

海抜50mの蛇ヶ谷のてっぺんへ。柵がなく風も強いのでスリリング! 足元には充分注意を。

海抜50mの蛇ヶ谷のてっぺんへ。柵がなく風も強いのでスリリング! 足元には充分注意を。

大浜海水浴場でLEGACY OUTBACK X-BREAKと。夏の強い陽射しを浴びて、イエローグリーンのアクセントカラーがひと際映える。

大浜海水浴場でLEGACY OUTBACK X-BREAKと。夏の強い陽射しを浴びて、イエローグリーンのアクセントカラーがひと際映える。

今月のルート


郷ノ浦町郷ノ浦〜みうらや〜
猿岩〜小島神社〜辰ノ島

今月の紹介ポイント


長崎しま旅 わくわく乗船券

長崎県の島(五島列島・壱岐・対馬)への往復乗船券に、現地での体験メニューに利用できるクーポンが付いたお得な企画乗船券。壱岐をフェリーで往復する場合は100円の負担で1000円分のクーポン付き。
※宿泊旅行の場合にのみご利用可。
販売期間 2019年4月25日~2020年2月29日
販売場所 対象航路・各乗船券販売窓口(長崎・佐世保・博多・唐津東)

お食事処 みうらや

長崎県壱岐市郷ノ浦町郷ノ浦188-1
TEL 0920-47-6797
営業時間 11:00〜18:00
定休日 不定休(うにのシーズンは無休)
http://www.ikiweb.com/miuraya/

辰の島めぐり遊覧

長崎県壱岐市勝本町勝本浦575-61
TEL 0920-42-2020(勝本町漁業協同組合 観光案内所)
運行期間 春期〜秋期(2019年は3月21日〜11月30日)
※シーズン以外は予約で運行(最少催行人数2名)
運行時間 季節により異なるためHPを参照
体験料 島めぐり遊覧+辰の島上陸 大人2000円、小人1000円
※辰の島めぐり遊覧 大人1500円、小人750円
辰の島渡船(往復) 大人700円、小人350円
https://www.kankai.net/jf-k/

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