
今年はSTI(スバルテクニカインターナショナル)の代表取締役社長 平川良夫氏による挨拶でスタート。2018年シーズンを戦う新体制が発表され、チームSUBARU 2018の9人が登壇しました。昨年のメンバーに加え、新たに渋谷真氏がSUPER GT300クラス総監督に就任。2017年シーズンより86/BRZ Raceに参戦する池島実紅選手も、初登壇しました。池島選手は、チームSUBARUの紅一点。将来が期待される21歳のドライバーです。
左から、辰己英治総監督(ニュルブルクリンク24時間レース)、渋谷真総監督(SUPER GT300クラス)、井口卓人選手(SUPER GT300クラス、NBR24H、86/BRZ Race)、山内英輝選手(SUPER GT300クラス、NBR24H)、新井敏弘選手(全日本ラリー選手権)、鎌田卓麻選手(全日本ラリー選手権)、勝田範彦選手(全日本ラリー選手権)、久保凛太郎選手(86/BRZ Race)、池島実紅選手(86/BRZ Race)。今年は、井口卓人選手もニュルブルクリンク24時間レースにチャレンジします!
SUBARUモータースポーツファンミーティングの目玉コーナ―とも言えるのが、総監督・ドライバーによるトークセッションです。3部構成で行われ、今シーズンへの意気込みやレースやラリーの舞台裏が語られました。ときに会場を笑いで包んでくれるのは、ドライバー同士の仲の良さの表れですね。
第1部は、辰己総監督、渋谷総監督、井口選手、山内選手が登壇。「もてぎのテストでは、今までBRZ GT300が出したことのない好タイムが出ている」と井口選手。山内選手は「今年のニュルブルクリンク24時間レースは、井口選手がいるから大丈夫」を話していました。
第2部では、全日本ラリー選手権に参戦する新井選手、鎌田選手、勝田選手、86/BRZレースに参戦する久保選手、池島選手が登場。全日本ラリーの3選手は、ライバルでありながらも長く同じカテゴリーを盛り上げてきた仲間同士。息の合った掛け合いは見事で、会場は常に笑いで溢れていました。
全員が登壇しての第3部は、「走行前のルーティンは?」「トレーニングはどのくらいしている?」などをドライバーに聞く質問タイム。勝田選手のルーティンは、「ラリー前にカツ丼を食べること」だそう。久保選手が辰己総監督に、「ニュルブルクリンク24時間レースにもう一人、日本人選手を加えるとしたら?」と、自らをアピールするシーンも。
SUBARUモーターショー2018の新体制は、総監督やドライバーだけではありません。今年はSUBARU BRZ GT GALS「BREEZE」も新メンバーに。また、昨年から行われているSUBARUモータースポーツ応援プロジェクトのキャラクターも新デザインとなり、この日発表されました。
新メンバーとなったBREEZE。左から宮本あかりさん、野田桃加さん、沢すみれさん、綾瀬まおさん。「憧れていたBREEZEに加入することができてうれしいです。一緒にSUBARU BRZ GT300を応援していきますので、よろしくお願いいたします」と意気込みを語ってくれました。
「SUBARUモータースポーツ応援プロジェクト」は、スバリストライター 井元貴幸さんを中心に昨年から行われているプロジェクト。レースやラリーの現場にファンのメッセージを届けるなど、ファンとドライバーの橋渡し役を果たしています。この日は同プロジェクトのキャラクター「スバルベアドッグ」がデザインされた2018年版のステッカーが、井元さんの手によってWRX NBR2018参戦車両に貼り付けられました。キーワードは「#スバコミ」。
「SUBARUドライバーズチャレンジ」では、ファンのみなさまとチームSUBARUのメンバーが3種目のゲームで対決。お子さまも参加して真剣に、ときには面白おかしくゲームにチャレンジしました。
ゴルフパターゲーム
1つ目の種目は集中力を競うパターゴルフ。辰己総監督、渋谷総監督、新井選手が、抽選で選ばれたファンのみなさまと勝負しました。結果は全員カップインならず……!
動体視力ゲーム
動体視力が試される動体視力ゲームは、3、2、1のカウントダウンのあと、一瞬だけ写る写真が何であるかを見極めるもの。山内選手、勝田選手、久保選手の3人がチャレンジ。
バランスボールチャレンジ
最後はバランスボールに乗っての「あっち向いてホイ」。井口選手は、なんとバランスボールに立ち上がって勝負に臨みました。お子さまが参加するときは、久保選手と山内選手がアシスト。子ども好きな一面を見せてくれました。
SUBARUグッズの抽選会も、お楽しみのひとつ。コンパクトボストンバッグやタンブラーを始めとしたSUBARUグッズの他、チームジャンパーやレーシンググローブなどドライバーたちの私物もプレゼントされました。
山内選手からのプレゼントは、なんとヘルメットに装着するバイザー。ドライバーたちの私物も含めて、たくさんの景品が用意されたため、多くのファンのみなさまに貴重なアイテムを持って帰っていただくことができました。
景品は、その場でドライバーたちが手渡しでプレゼント。景品を受け取ったファンみなさまは、握手を交わしてステージをあとにしていました。
熱気と笑いに包まれて大いに盛り上がったSUBARUモータースポーツファンミーティング2018。楽しい時間はあっという間で、気づけばすべてのプログラムが終了に。みんなで記念撮影をしたあと、イベント開始前にファンのみなさまからチームSUBARUに寄せられたメッセージが披露され、SUBARUモータースポーツファンミーティング2018は閉幕となりました。
ファンのみなさまからチームSUBARUへ、たくさんのメッセージをいただきました。
最後にそのメッセージの一部をご紹介します。