
8月29日(土)~30日(日)、の2日間にわたり2015年JAF全日本ラリー選手権第6戦の「モントレー2015 in 嬬恋」が群馬県吾妻郡嬬恋村にて開催されました。スバルでは15組36名の参加者を招待して、「ラリー観戦ツアー」を実施。2015年からアジアパシフィックラリー選手権にWRX STIで参戦中のラリードライバー、IMMENS MOTORSPORT 高山仁選手の解説と共に観戦しました。
前日の大雨も奇跡的に上がり、まずはサービスパークの見学からスタートします。サービスパークとは、ラリー中に乗員以外のスタッフが車両の整備や修理ができる場所で、整備できる時間も限られていることから、ラリーカーが戻ってくると一気に慌ただしくなるスペースです。見学時は車両が出払っているタイミングだったため、チームアライのメカニックから貴重なお話を伺うことができました。
サービスパークを一回りした後は、バスに乗り込んでスペシャルステージ内に用意された特設ポイントまで移動します。このツアーのために用意された観戦スポットは、まさに目の前をマシンが通り過ぎると言って過言ではない場所。「ドライバーをあおってあげるとサービスしてくれるかもしれませんよ!」という高山選手の声に応じて皆さん大盛り上がりです。
特設ポイントから戻ると1時間の自由時間。参加者の皆さんは思い思いに出展社ブースを回ったり、飲食ブースでの食事を楽んだりしました。そして会場内に作られたパルコール特設SSで行われたSS10を観戦。ここでは会場内に設けられた実況ブースからリアルタイムで選手のタイムが読み上げられ、より一層盛り上がりました。
ラリー終了後のサービスパークでは、今まさに走り終わったばかりのラリーカーがメンテナンスされているところを間近で見学することができました。そんな中、カーナンバー6のWRX STIに乗る鎌田卓麻選手のブースでは、なんとそのラリーカーの運転席に座れるチャンスが。限られた時間の中、対応して下さった鎌田選手には大きなエールが送られました。
ツアーの締めくくりは実際のラリーでも使用されたパルコール特設SSを利用した同乗走行です。ドライバーはスーパー耐久にWRX STIで参戦中の松田晃司選手。乗り慣れたWRX STIを手足のように操り、同乗した参加者はプロドライバーのテクニックに驚嘆の声をあげていました。
一日解説をして下さった高山仁選手。
サービスパークではタイヤについての解説も。
間近で見るラリーカーは大迫力。
スバルブースでは最新モデルを展示。
サービスパークではラリーカーの整備を間近で見学。
鎌田選手による生解説のサービスも。
サインにも快く応じていただきました。
最後は松田選手も含めて記念撮影。