
元レーシングドライバーでモータージャーナリストである太田哲也校長によるinjured ZEROプロジェクトでは、「ドライバーの漫然運転およびミスを無くして事故ゼロを目指す」という取り組みを行っております。そこで今回、「全方位的に安全性を進化させ続けるクルマ造りによって事故を減らす」というヒトの命を第一に考える当社の思想と共感し、11月28日(土)にツインリンクもてぎにて「SUBARU DRIVING ACADEMY with injured ZEROプロジェクト」が開催されました。
一般的なドライビングレッスンと違い、ドライビングに関する知識、意識、技術の向上とともに、安全思考を体系的に学ぶスクールとして、わかりやすく教えていただきました。
太田哲也校長やSUBARU開発スタッフによる運転の基礎や心構え、そしてクルマの動きなど理論的なことや、SUBARUの車造りや思想講義で基本知識を教えてもらいます。
また、富士重工業株式会社 車両研究実験第2部 主幹 長野 永による講義も実施。
「ドライバーは運転に必要な情報の80〜85%を視覚から得ているので、スバルでは視界作りにこだわっていること、自分のクルマの大きさをどれだけ把握できるか、ということも視界作りの結果に深く関係しており、スバルではAピラーの付け根からも外を見えるようにしている」といったような、初期的・基本的な設計を工夫することで事故の防止につながることを講話しました。さらに屋外では、実際のスバル車をつかって正しいドライビングポジションについても説明し、参加者の皆さまは真剣なまなざしで耳を傾けていました。
その後はドライバーズミーティングをおこなって南コースを使って実際に走ります!今回のクラス分けはベーシック・クラスとアドバンス・クラスの二つ。両クラスともスラローム走行レッスンを行いました。レッスンのメニューは、水を撒いた路面でのフルブレーキング(ABS体験)とパイロンスラロームでした。
東コースへ移動し完熟走行&フリー走行!パドックにクルマを整列させ、太田校長による走行前レクチャーを受けた後、参加者たちはクラス別にコースイン。ベーシック・クラスは先導走行で東コースを走り、アドバンス・クラスは先導走行後にフリー走行を行いました。フリー走行がスタートする頃には暗くなっていましたが、ツインリンクもてぎはナイター設備も整っているので、明るい照明で照らし出された東コース(幻想的だった)を安全に走行することができました。
太田校長からレッスン参加者に修了証が渡されました。
富士重工業株式会社 SNS推進室の小島室長
南コースでの走行前準備
同乗走行はみんな愉しく学べて笑顔でした!
同乗走行デモラン
スバル車の体験試乗
スバル車の体験試乗
丁寧に指導する講師陣
南コースでの走行プログラム
ドライビングポジションの説明に真剣に聞き入ります。
座学後のランチタイム!
参加者全員で記念写真!